新型コロナウイルスの影響により例年に比べマスクを着用したままラウンドするゴルファーが増えた。しかし関東地方では連日30度を超える猛暑が続き、熱中症の心配も。そこで、ゴルフトレンドウォッチャー・コヤマカズヒロが夏を乗り切るためのマスクを試してみた。

長い梅雨が明けた関東地方では、連日30度を超える猛暑となっている。しかし、街中や電車内などを見ると、新型コロナウイルス対策のマスクを外している人は少ない。ここ何ヶ月かは、人が集まる場所でマスクをしていない人がいると、非難めいた微妙な空気になっていたものだが、それはこの炎天下でも変わらないようだ。

しかし、毎年多くの人が熱中症になっている近年の猛暑にあって、マスクをし続けるのはかなりリスクのある行為ではないだろうか。

画像: 綿素材の柔らかなつけ心地が快適なハイブリックス「夏用 涼しいマスク」

綿素材の柔らかなつけ心地が快適なハイブリックス「夏用 涼しいマスク」

言うまでもなく、マスクをしていると顔の周辺に熱がこもり、呼吸もしづらくなる。マスクが苦手という人は、この呼吸のしづらさを理由にあげることが多い。この酷暑ではそれでなくても呼吸はしにくく、喉の乾きを感じにくい事もあって、意図せず体温上昇につながってしまうこともありそうだ。マスクを着用してない場合と比べて、カラダに負担がかかりやすい。

使い捨てタイプに多い不織布マスクの場合、熱がこもりやすく夏場の使用には不向きと言えるだろう。そこで最近はメッシュ素材や冷感素材などを活用した、夏用のマスクが増えている。不織布マスクにもより生地の薄い通気性を向上したものが登場してきた。

画像: ホールアース「フェイスガード」はストレッチ性が高く、暑さの中でもストレスが少ないようだ

ホールアース「フェイスガード」はストレッチ性が高く、暑さの中でもストレスが少ないようだ

人気になっているのは、スポーツメーカーなどが発売している高機能マスクだ。構造は複雑で、冷感素材などを採用するなど生地にもこだわったものが矢継ぎ早に登場した。これらは1枚で3000円を超えるような高額なものも少なくないが、先行予約が抽選になるほどの高い人気で、品切れが続出している。今となっては入手が難しいものも多い。

とはいえ、最近は様々なメーカーから夏用マスクが発売されていて、入手しやすいものもある。こうした通気性に優れたマスクを着用して、筆者も実際に炎天下でゴルフしてみた。使用したのは、靴下メーカーの技術を用いたというハイブリックス「夏用 涼しいマスク」とホールアース「フェイスガード」だ。前者は1枚800円、後者は3枚セット1,200円(※ともに税別)と比較的安価な製品だ。

もっとも、このところは関東近隣では気温が30度をいうに超え、体温に迫ろうかという猛烈な暑さだ。これでは、そもそもゴルフに向いていないのではないかと思わざるを得ない。出来ればマスクを外し、水分補給や直射日光を避けるなど、熱中症のリスクを軽減せねばならないだろう。

それを踏まえた上で、夏用マスクを使ってみた感想を書くと、なんといっても呼吸のしやすさが全く違う。夏場では、心拍数も上がり呼吸もしづらくなるので、マスクを着用してプレーするなら、この一点だけでもこうした機能を備えたマスクにしたほうが良さそうだ。

ハイブリックス「夏用 涼しいマスク」は綿素材の柔らかなつけ心地が快適で、通気性が非常に高い。ホールアース「フェイスガード」は、抗菌3素材を使用しているのが特徴で、ストレッチ性が高く、暑さの中でもストレスが少ない。前者は、水に濡らすと冷感も感じることが出来、後者も冷感素材を用いている。極端な猛暑でなければ、十分な快適さを得ることが出来る。3密にならないところではマスクを外しつつ、要所でこうしたマスクを活用するといいだろう。

一言に夏用マスクと言っても、素材使いや機能、価格など幅広い種類が出ていて、選択肢は多い。上手く使いこなして、猛暑を乗り切りたいものだ。

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