今週開催の米女子ツアー「ASIスコットランド女子オープン」に参戦する河本結。来週開催の全英女子オープンの前哨戦でもある今大会について河本が語った。

――米女子ツアーが再開してから3試合目。調子は?

河本結(以下河本):先週は右の鎖骨と肩が痛かったので、(マラソンクラシックでの)予選落ちもあって、土日月と休養日に充てて調整することができたので、良い状態なんじゃないかと思っています。寝てストレッチしてケアして、心もリラックスできました。

――今週はASIスコットランド女子オープンです。現地の雰囲気は?

河本:またアメリカと全然ガラッと雰囲気が違って、あまり晴れがなくてどんよりした感じで、少し肌寒いので体調管理に気を付けたいのと、風も強くてゴルフもタフになると思うので、ホテルとコースの行き来しかいけないんですけど、その中でもリラックスしていけたらいいなと思います。時差ボケも来た初日はありましたが、今は良くなっています。

画像: ASIスコットランド女子オープンに参戦する河本結(写真は2019年の資生堂アネッサレディス 撮影/岡沢裕行)

ASIスコットランド女子オープンに参戦する河本結(写真は2019年の資生堂アネッサレディス 撮影/岡沢裕行)

――開催コース、ルネッサンスクラブの印象は?

河本:初めて来たリンクスコース。いろいろな球を要求されて、ゴルフの聖地に来たな、と感じました。火曜日(の練習ラウンド)はすごく風も強くて下(地面)も固い。フェアウェイから外れるとすぐブッシュやポットフェアウェイバンカーがあります。

グリーンが固いので、アプローチも上げるだけでなく転がして寄せたりフェアウェイからパターを打ったりなども必要。ショットで言うと風が強いので低い球を打ったり、逆に高い球で風にぶつかっていくなどですね。スコアを作っていくことが必要なゴルフ場です。

――キャディさんとはどんなコミュニケーションをとっている?

河本:フェアウェイグリーンが固かったり風が強いコースはコリン(・キャン)キャディも得意だと言ってくれているので、すごく心強いです。まだ今週は雨が降っていないのですが、キャディさん曰く風が吹いたらどっちみち難しいそうです。

二人で相談しあって打つショットを明確にして、自分の1ショット1ショットにどれだけフォーカスできるかがカギになってくるなと感じています。難しいシチュエーションから逃げたりすると、すぐボロボロッて(スコアを)落としちゃうんじゃないかと思います。

――今週の目標、意気込みは?

河本:来週は全英女子オープンも控えているので、今週はリンクスコースに慣れるっていうのも一つの目標ですし、四日間戦い切るっていうのが最低条件だと思っているので。まずは四日間楽しみながら頑張りたいなと思います。

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