今週開幕PGAツアープレーオフシリーズ2戦目「BMW選手権」の結果次第で、2013-14年シーズン以降7年連続での最終戦「ツアー選手権」出場を果たす松山英樹。この記録、もし実現できたらどれだけスゴい?

7年以上連続出場した選手は過去に4名のみ

PGAツアープレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」は、今週開幕の「BMW選手権」終了時点でフェデックスカップランク上位30名のみが出場できる試合。

シーズンを通してポイントを積み上げ、その上でプレーオフ1、2戦目でもふるい落とされずに結果を出し続けた選手のみがたどり着けるこのフィールドに、現在松山英樹は6年連続での出場を継続している。

画像: 7連続のプレーオフ最終戦進出を目指す松山英樹(写真は2020年のWGCメキシコ選手権 撮影/姉崎正)

7連続のプレーオフ最終戦進出を目指す松山英樹(写真は2020年のWGCメキシコ選手権 撮影/姉崎正)

実は現在進行形で6年以上で最終戦に連続出場を果たし、今シーズンで7連続出場を成し遂げるチャンスがあるのは、PGAツアーにあまたいる名手たちのうち、松山とパトリック・リードのたった2名のみ。

過去の記録を見ても、2007年にプレーオフシリーズが始まって以降、最終戦に7年以上連続で出場した選手はハンター・メイソン(2007年から8年連続)、マット・クーチャー(2008年から8年連続)、スティーブ・ストリッカー(2007年から7年連続)、フィル・ミケルソン(2007年から7年連続)と片手で数えられるほどしかいない。

もし松山が7年連続出場を実現すれば史上5人目、もちろん日本人選手では初の快挙。そして現在の松山のフェデックスカップランクは18位と、十分に実現可能な位置に立っている。果たして偉業を達成できるのか、今週の試合に注目だ。

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