例年であれば4月の第2週に開催される予定であった海外メジャー「マスターズ」だが、2020年は時勢を鑑みて延期。異例となる11月開催に踏み切った。
まず注目選手として外せないのが昨年度優勝者のタイガー・ウッズだろう。2019年大会では14年ぶり5度目の優勝を挙げて完全復活を印象付けたタイガー。連覇達成にも期待がかかるところだ。
2019年のマスターズを制したタイガー・ウッズ。優勝を決定づけるパットを沈めた際は喜びを全身で表現していた（写真は2019年のマスターズ 撮影/姉崎正）
2020年の海外メジャー優勝者という目線で見れば、8月開催の「全米プロゴルフ選手権」を制したコリン・モリカワ、そして9月の「全米オープン」を制したブライソン・デシャンボーも有力候補。
とりわけデシャンボーに関しては、肉体改造によって手にした圧倒的な飛距離を武器にしたマネジメントに注目が集まっている。直近ではドライバーで400ヤード飛ばしたことをSNSで報告し、マスターズではさらなる飛距離アップを目指しテスト中の48インチドライバーを投入する予定であることも語っている。
ブライソン・デシャンボーの圧倒的な飛距離がオーガスタでどう作用するのかにも注目が集まる（写真は2020年の全米オープン USGA/Simon Bruty）
世界ランクを参照すれば現在1位のダスティン・ジョンソン（以下DJ）、2位のジョン・ラーム、3位のジャスティン・トーマスと錚々たるメンツ。DJに関してはマスターズ前哨戦とも言える「ヒューストンオープン」を自主隔離明けの復帰戦とし、2位タイと結果も出している。
同大会でDJに並ぶ2位タイとなった日本のエース・松山英樹もマスターズに向けた仕上がりは上々と言えるだろう。また、過去3年の間にメジャー4勝を挙げている大舞台に滅法強い男、ブルックス・ケプカも同大会5位タイと上位に入ってきている。
松山英樹もDJと同様マスターズ前哨戦「ヒューストンオープン」で2位タイとなり、調子が上向きであることを伺わせた（写真は2020年のWGCメキシコ選手権 撮影/姉崎正）
ほかにもグランドスラム達成まであとはマスターズ制覇のみとなったロリー・マキロイ、マスターズ通算3勝を重ねる天才レフティ、フィル・ミケルソンも今年は47.5インチのドライバーと飛び系アイアンを入れたセッティングで勝手知ったるオーガスタに挑むという。
挙げればキリがないほど多くの注目選手が出場するマスターズ。そこでみんなのゴルフダイジェスト読者にオーガスタを制するのはどの選手なのか、優勝アンケートを実施！
2020年のマスターズ優勝予想！ オーガスタを制するのはどの選手？
みんなの回答はいかに!?
