とあるゴルファーから「真剣にゴルフをしたいから」と相談を持ちかけられたという関東在住匿名5下シングル氏。わずか3年で劇的に上達したというが……一体なにをした?

今回はちょっと自慢話をさせてください。といっても、私の話ではなく、私の知人ゴルファーの話です。

その方が「真剣にゴルフをしたいからちょっと付き合ってほしい」と言ってきたのが3年前のこと。いいですよ、とプレーをともにしたところ、ドライバーのカット打ちがかなり強く、スコアはいつも120とか130とか、それくらいだということでした。

私が提案したのは、アプローチを練習することです。といっても、目的は寄せ技を上手くすることだけではありません。カット打ちは、カット=切るというだけあって、ボールをつかまえる動きの対極にある動きです。料理でも、材料を切るのと潰すのは大違いですが、ゴルフでもカット打ちとボールをつかまえる打ち方では大違いです。

画像: 平均スコア「120~130」のゴルファーが70台を出せた練習法とは?

平均スコア「120~130」のゴルファーが70台を出せた練習法とは?

カット打ちでもある程度上手くはなりますが、先々苦労するのは間違いない。だからこそ、短いアプローチで徹底的にボールをつかまえる動き、フェースでとらえて運ぶような感覚を磨いてもらったんです。この方がすごいのは、それを「やった」ことです。アドバイスを聞いて「なるほど〜」と納得しても、いざ練習場に行けばドライバーばっかり打ちたくなるのが人情。でも、この方は短いクラブでコツンと打つ、地味な練習に真剣にひたすら取り組んでくれました。もちろん、ほかにも取り組んだことはありますが、根っこの部分はこれに尽きます。

結果、とんでもないことが起こります。なんと、とあるコンペで「40台」のスコアが出たというのです。もちろんネットスコアですが、いままでアベレージ120、130でハンディが40いくつという人が、突然100切りを達成してしまったから大騒ぎ。結果発表後はしばらく会場がザワついたそうです。

そして3年後。その方は、現在70台でプレーする腕前にまで到達しています。3年前、やってもやっても120、130だった人がです。短いアイアンやウェッジを持って、短い距離をゆるまずに加速させながら、フェースにボールを乗せることを意識して練習する。みなさんも、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

This article is a sponsored article by
''.