ゴルフクラブのシャフトを交換する「リシャフト」というとドライバーのシャフト交換をイメージするが、シャフト造りの専門家は「初めてのリシャフトはパターがおすすめ」だという。一体どういうこと?

スコアの40%以上はパター

「リシャフト=ドライバーというイメージを持つゴルファーは多いですが、ドライバーを1ラウンドで使うのはショートホールを除いた最大でも14回ですよね。だけど、パターの場合はスコアの40%以上を占めるなど、1ラウンドでもっとも使用するクラブ。そこを改善できたらスコアに直結する可能性が高まるはずです」(山本、以下同)

そう語るのは、人気シャフト“デラマックス”の開発に関わるラストストローク代表取締役の山本悠太氏。YouTubeなどにも登場するシャフトの専門家だ。

パターに差してあるのは大抵の場合スチールシャフトで、それも高級なパターでも安価なシャフトが差さっている場合が多いのだという。そのため、カーボンシャフトにリシャフトすることで劇的にパフォーマンスを向上させられる可能性がある。

画像: 初めてのリシャフトはパターがオススメだと山本はいう。写真は山本自身が開発に携わっている人気シャフト“デラマックス”のパターようシャフト

初めてのリシャフトはパターがオススメだと山本はいう。写真は山本自身が開発に携わっている人気シャフト“デラマックス”のパターようシャフト

「カーボンシャフトは芯を外しても、狙った距離に近いところまで転がってくれます。素材自体の衝撃吸収性が高く、ミスヒットに凄く強いんです。弊社の実験でスチールシャフトに比べてカーボンシャフトは芯を外したときの左右のブレと縦の距離のズレが半分近くまで軽減されているというのが検証されていますから、パター用カーボンシャフトにリシャフトすることで、スコアアップにつながる可能性は高いと思います」

そしてもうひとつカーボンシャフトのメリットとして挙げられるのが”打感”だ。

「以前、プロに目隠しをしてもらい、まったく同じヘッドにスチールシャフトと弊社のカーボンシャフト(デラマックス)を差してどこの打点(ヒール、センター、トウ)で打ったか答えてもらう、という実験をしたんです。そしたらスチールの正解率は約50%、カーボンの正解率が100%でした。手にダイレクトに打感が伝わるということは芯に当たったのか、外したのかがわかりやすいですし、その結果、距離感やタッチを合わせやすくなると思うんです」

ただ、リシャフトとなればお金がかかるのも事実。山本氏は「ドライバーは最低4万円くらいかかりますが、パター2万円」と安いコストでリシャフトできることも”初めてのリシャフト”にオススメな理由だというが、さりとて2万円は一般的なパター1本より高い。

パット・イズ・マネーと言われるほどスコアに対して重要な役割を果たすパター。お金をかけてでも、そのパフォーマンスを上げる価値は……ある!?

This article is a sponsored article by
''.