ティショットが今日イチでセカンドも会心の当たりで本日初のバーディチャンス。そんなときは「よ〜し、絶対にショートしないように強気で打つぞ!」と思うものだが、関東在住匿名5下シングル氏いわく、その考え方がスコアを落とすもとだという。詳しく教えて!

いいスコアで上がるためには、グリーン上でも気を付けるべきことがあります。一番はバーディパット。

みなさんは、ワンピンちょっとくらいにパーオンしたときって、どんなことを考えますか? バーディチャンスだし、ショートだけはNGだ! そんなふうに考えると思います。周りの同伴者も「バーディ決めちゃえよ!」なって盛り上げてくれたりして。それで、もちろん入ることもありますが、外れて大オーバーっていうケースが多いですよね。

これは、そもそもバーディチャンスだからってタッチを強めた、その段階で間違っているんです。だって、バーディパットをタッチ強めで打つと入る確率が高いなら、パーパットだってダブルボギーパットだって強めのタッチで打てばいいじゃないですか。でも、誰もそうしないですよね。それは「そうすると入らない」って本当はわかっているからです。

画像: たとえバーディパットでも何か変えたりせず、いつも通りのタッチでパッティングすることが大切だという

たとえバーディパットでも何か変えたりせず、いつも通りのタッチでパッティングすることが大切だという

じゃあどんなタッチが入るのかといえば、やっぱりジャストタッチです。30センチオーバーするタッチがいいとか、いや80センチオーバーだ、とか言いますが、それは人それぞれ好みのタッチを見つければいいと思います。ただ、どんなタッチであれ、それを18ホール、どんなライン、どんな状況でも貫き通すのがすごく大切だと私は考えます。バーディパットだけ強く打つと、タッチに狂いが生じてしまいます。

バーディパットをショートして「打ってない!」なんて言ってパターのフェースをパチンと叩いたりする人がいますが、2メートルオーバーするより1メートルショートしたほうがスコアメークの上ではずっといい。バーディパットだから、パーパットだからとタッチを変えず、結果に一喜一憂せずにつねに同じタッチで打ち続けていれば、18ホールをプレーするうちにグリーンのスピードとタッチが合ってくる瞬間は必ずきます。

そうするとプレーの流れも良くなって、バーディチャンスもまた巡ってくるはず。そんなときも、もちろんそれまでと同じタッチで淡々と打つ。闇雲に強く打つよりも、ひとつのタッチを守り抜くほうが、ずっとバーディパットを決めきる確率が高い。そのことを頭の片隅において、プレーしてみてはいかがでしょうか。

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