国内外の最新ゴルフクラブや練習器具など様々なゴルフギアに精通するノリーこと堀口宜篤が自ら試して良かったゴルフギアを教えてくれるシリーズ、今回は、練習器具のなかでもポピュラーな、素振り用練習器具のオススメをピックアップ!

数ある素振り練習器具のなかでも有名なモデルのひとつが「スーパースピードゴルフ」。3本セットで45インチのシャフトの先端にそれぞれ重さの異なるウェートが付いていて、軽いものから段階的に重くなっていくように調整されています。

異なる重量のウェートが先端部に付いている素振り器具「スーパースピードゴルフ」

使い方は3本の重量の異なるモデルを入れ替えながら合計12回振るだけ。まず軽いモデルから3回素振りし、一段階重いものに持ち替えてまた3回素振り。一番重いモデルを3回素振りしたら、最後に一番軽いモデルに戻って3回素振り、といった感じです。

少しずつ重いものを振っていって、最後にまた軽いモデルを振ることで、リミッターが外れてより速く振ることができるようになるそう。

スーパースピードゴルフ自体にも重量の異なる2タイプがあり、自分が使っているドライバーの重量に合わせて「スタンダード」、「アスリート」から選べます。

290~310グラムのドライバーを使用するゴルファー向けのスタンダードでも、軽いモデルで225グラム、中間が255グラム、重いモデルで290グラムと、実際のドライバー並みの重量で、思い切り振るといっても、やはり手だけでは振れないようになっています。要は速く振るためにどう体を動かすかを自然に身につけるための器具、素振りなわけです。

画像: 重量帯はシャフトが色分けされていることによって視覚的にわかりやすい

重量帯はシャフトが色分けされていることによって視覚的にわかりやすい

僕の個人的な感想ですが、素振り器具の中でもスーパースピードゴルフが人気な理由は「フルスウィングして使う素振り器具だから」だと思っています。ゆったりとヘッドに相当する部分の重量を感じながら振るというよりは、この重いモノを思いっきり振ってくれ! といった道具なんですよね。

単純にフルスウィングできる気持ち良さもそうですし、思い切り振っても、バランス良く振れる設計です。振り切りつつバランス良く立つ練習にもなるし、体を順番にしっかり使うことで実際のクラブで振るときにも良い影響はありますよね。

そして、同時に素振り自体がストレッチとしても機能しているんです。ドライバー並みの重量がありますし、僕も12回素振りするだけでも息切れします(笑)。体の全体を使って、上半身と下半身の捻転差を作ってしっかりと振らなきゃいけないわけですからね。

そんなプロにも愛されるスーパースピードゴルフ、もちろんアマチュアの方にもオススメですが、欠点は45インチとドライバー並みの長さでフルスウィングしなければならない点。狭い屋内で使うのは危険なので気を付けてくださいね。

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