練習に励むのも大事だし、レッスンを受けたり、ギアをフィッティングしたり、スウィング理論を学んだりと、ゴルフの上達のためになることは多々あるが、「もっともてっとり早いのは、上手い人とプレーすることです」と関東在住匿名5下シングル氏は言う。その真意とは?

ゴルフを上手くなる方法いろいろありますが、確実に効果があるのが「上手い人と回ること」です。プロゴルファーだとあまりにも上手すぎて参考にならない場合もあるので、オススメはクラチャンを狙えるレベルのアマチュアゴルファー。

そのような方と回るチャンスがあれば、見てもらいたいのがゲームの運び方や、リズムの部分です。スウィングのリズムもそうですが、どういう間合いでショットに入っていくのか、どのようなルーティンを取り入れているのか、ほかのプレーヤーがプレーしているときに、どんなふうに時間を使っているのか、といった点です。上手いアマチュアには、必ず自分自身のスタイルがあるものです。

画像: 上級者のプレーを見る。そのことから得られる上達のヒントは多い。アドバイスを求めるのも有効な方法だ

上級者のプレーを見る。そのことから得られる上達のヒントは多い。アドバイスを求めるのも有効な方法だ

彼らは、多くの場合一緒に回った人にアドバイスをしたりはしません。安易なアドバイス、なかでも求められていないアドバイスがゴルファーに及ぼす(悪)影響を知り尽くしているからです。でも、助言を求めれば私の経験上100%親切に答えを返してくれます。教え魔的な人物にガチの上級者っていないような気がします。私も、ふだんは自分から教えたりはしませんよ(笑)。

私自身は、教えるよりも教わるのが好き。自分より上手い人とプレーさせてもらうのが大好きで、チャンスがあれば必ず食いつくようにしています。逆目のラフからの打ち方や、アゲンストで球を吹け上がらせて止める打ち方など、上手い人から教えてもらって、その後自分の技術に落とし込むことができたテクニックもいくつかあって、宝物になっています。

この話の問題は「そんな上手い人、周りにいないよ!」ということだと思います。でも、たとえば最近さらに安くなってお得感が出てきた会員権を買って、月例競技に出てみるとか、インターネット上のゴルフサークルに参加してみるとか、いつものゴルフ仲間でない人とプレーするチャンスは、探せばきっとあるものです。

そして、「おれなんて下手だから」と遠慮せず、上手い人とプレーできるチャンスはぜひ逃さないようにしてください。もしかしたら、一生モノのゴルフのヒントがもらえちゃうかもしれませんよ!

画像: 地面を蹴って飛距離を伸ばす!どのタイミングが一番飛ぶの?青木翔コーチが解説 youtu.be

地面を蹴って飛距離を伸ばす!どのタイミングが一番飛ぶの?青木翔コーチが解説

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