1993年生まれ、東京都出身の浅地洋佑(あさぢ・ようすけ)。ツアー通算2勝。2011年にプロ転向し、その後はしばらく苦しんだものの2019年に開花。2021年も活躍が期待される。そんな彼の選んだ14本のクラブとは?

ドライバーを替えない理由は、“やっぱり顔”

クラブでスウィングを壊す選手は多々いるが、クラブによって蘇るケースも有る。浅地洋佑はまさにそのタイプで、クラブによって息を吹き返したと言っても過言ではない。

「ドライバーは結構長いですね。3年近く使っていますが、こんなにも長い間替えない理由はやっぱり顔なんです。構えたときに球筋をいかにイメージできるかが大事なんです。持ち玉がフェードなのでフェースがかぶっているように見えると逃してしまいますし、ここぞというときに安心してフェードが打てるのが嬉しいですね」

画像: 持ち玉のフェードがここぞというときに打っていける。ドライバー「オノフ KURO(10度)」

持ち玉のフェードがここぞというときに打っていける。ドライバー「オノフ KURO(10度)」

浅地のクラブ選びのベースはすべてのクラブで構えたときのイメージに委ねられているが、小柄な浅地にとって楽に飛ばせることも重要な要素とのこと。3番ウッドに関してはクラブ契約の規定内で他メーカーのクラブを使用しているが、そこにも浅地のこだわりが詰まっていた。

「飛ぶしやさしいんです。ティショットで使えば飛距離が出せますし、地べたからでも球が上がるのでパー5のセカンドでも狙えるクラブなんです。非力な人向けのクラブだと思われがちなんですけど、ツアープロでも重宝するクラブですよ」

自分のことを熟知した浅地のクラブ選びはアマチュアにも大いに参考になりそうだ。

画像: ドライバーを替えない理由は、“やっぱり顔”

【浅地洋佑のセッティング】
1W:オノフ KURO(10度、ベンタス ブラック、硬さ:6X)
3W:テーラーメイド Mグローレ(15度、ベンタス ブルー、硬さ:7X)
5W:オノフ KURO(18度、スピーダー857 TR、硬さ:X)
UT3:オノフ KURO(21度、N.S.PRO モーダス3 ツアー105、硬さ:X)
5I~PW:オノフ フォージド KURO(N.S.PRO モーダス3 ツアー105、硬さ:X)
AW:オノフ フォージドウェッジ(48度、N.S.PRO モーダス3 ツアー125、硬さ:X)
AW:ボーケイ・デザイン SM8(52度、ダイナミックゴールド EXツアーイシュー、硬さ:X100)
SW:Juicie tTウェッジ(58度、ダイナミックゴールド EXツアーイシュー、硬さ:X100)
PUTTER:オデッセイ ミルドコレクション #6 プロト

週刊ゴルフダイジェスト3/23号「pro's spec」より。撮影/有原裕晶

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