ゴルフ界の新常識“シャローイング”をゼロから学ぼう!
米PGAツアーの平均飛距離ランクでは、300ヤード超えの選手が60人以上、1位に至っては320ヤードを記録しています。米ツアーだけでなく、世界中のプロトーナメントでパワーゲーム化が進み、飛ばし合いが激化。
クラブも進化していますが、解析技術の進歩により、スウィング理論が大きく変化しました。
最近よく聞く、地面反力・シャットフェース・ハンドファーストなどの中でも最もホットなメカニズム、“シャローイング”をわかりやすく、丁寧に解説する特集です。
シャローイングのキモとなる、切り返しでクラブが“倒れる”動き。でもアマチュアはなかなかできない。これをわかりやすく解説してくれたのが人気のYouTubeチャンネル『ちゃごるTV』でおなじみのプロコーチ、チャーリーこと高沖陽介さん。「切り返して右手に力が入ると、クラブは逆に立つ方向に動いてしまいます。いかに右手の力を抜くかが大事です。トップの位置で両手でペットボトルを持ち、切り返しでペットボトルの口が背中側に倒れて水がこぼれるような動きになれば正解です」
もちろん、このほかにもシャローイングのやり方や原理もゼロから学べます。飛ばしのニューウェーブに乗り遅れるな!
イヤ~なライからしっかり寄せる! ヨコシン流バンカーの技
傾斜があったり、距離が遠かったりするイヤらしいライのバンカーショットは、出ただけになったりホームランしたりと、ミスになりやすい状況。
よくある3つの厄介な状況でも、ミスをしにくい打ち方を、技のデパート・ヨコシンこと、横田真一プロに聞きました。
左足上がり、左足下がり、40ヤード以上の遠いバンカーの3つの状況を解説しています。特に遠いバンカーでは、さらに細かく3つの打ち方をご紹介。この状況では、アゴがなければ9番アイアンでのパター打ちが実は一番確実なんだそう。バンカーから大叩きを避けるこの技術をマスターすれば、確実にスコアが縮まりますよ!
世界のプロが使うあのシャフト、僕らでも使えるの?
世界のトッププロがこぞって使っているシャフトと言えば、ベンタスとテンセイの2ブランド。特にプロ人気の高い「VENTUS BLACK」と「TENSEI PRO WHITE 1K」の性能と、我々アマチュアでも使えるのかを検証しました。
解説はクールクラブスでフィッティングを担当する平野義裕さん。そして3名のアマチュアにも試打をしてもらいました。
「2本とも元調子で先端の剛性が高く、素直に動いて芯に当てやすいのが特徴です」と平野さん。シャフトが暴れず、つかまりすぎと上がりすぎを抑える点は共通しているようです。
肝心のアマチュアの試打結果は、スピン量が多く、吹き上がってしまう人にはピッタリということが分かりました。ヘッドスピード40㎧の人でも合う人はたくさんいそう。
誌面では、2モデルの違いや、それぞれのモデルに合う人を分析しています。
鍛造アイアンの最前線に潜入! 大人の工場見学「遠藤製作所」
遠藤製作所と言えば、新潟県にあるクラブ製造メーカー。大手メーカーから委託されてクラブ製造を担う「OEM」を行う国内最大手のメーカーです。
ゴルフマニアの間でまことしやかに囁かれる、「遠藤製は名器になる」という噂の真相に迫りました。
遠藤の強みは、金型まで自社で製造できること。マスターモデル製作からメッキ、色入れまですべて自社で行え、制作ノウハウを生かしアイアンの研究まで行っています。
遠藤が誇るプライベートブランド、「EPON」の実力も確かめました。
まさに大人の工場見学。製造ラインに研究現場、遠藤製のすべてをつかさどる匠の存在など、マニアにはたまらない特集になっています。プロのアイアン試打で、ミズノ、三浦技研との違いも明らかに。取り外しができる永久保存版付録です。
ツアープロの戦術を学べ! 僕らの知らないアイアン打ち分けテクニック
アイアンのコントロールショットや番手間の距離の打ち分けについてじっくりレッスン。担当するのはツアープロの二人、小田孔明プロと秋吉翔太プロです。
2人とも共通して言うのは、アマチュアはアイアンを振りすぎだということ。アイアンの基本はスリークォーター。狙い打つにはそれが重要なんだと言います。
小田孔明プロは、スリークォーターでのショットのまま、ドローとフェードの球筋の差でプラスマイナス10ヤードを打ち分けるそう。でも、これが意外と難しくないと言います。
それでもちょっとハードルが高いという人には、秋吉翔太プロがよりやさしい5ヤードの打ち分けを教えてくれました。“いつも大振り”をやめるだけで、一気にグリーンを狙うショットの選択肢が増えるはず!
連載も充実! レッスン・ギア特集が盛りだくさん!
紹介した特集以外にも、貼り込み付録で「ジョガーパンツ」を特集したファッションページや、人気連載「ごっくん」内ではマスターズの出場権を持つ選手の一挙紹介ページなど、見所が盛りだくさん。
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