1978年生まれ、福岡県出身の小田孔明(おだ・こうめい)。ツアー通算8勝。2014年以来優勝から遠ざかっているものの、昨年の2020年は試合数が少ない中でも復調をアピール。2021年に期待が高まる。そんな彼の選んだ14本のセッティングとは?

日本オープンの練習日に初めて手にしていきなり本番投入!

小田孔明の代名詞ともいえる、切れ味鋭いインパクトが戻ってきた。その要因が昨年の日本オープンから使い始めたドライバーだ。

「カーボンのヘッドはたわんで飛ぶからドロップしちゃうことがあるんです。フルチタンだとそれがないのと、なによりインパクトでグシュッとつぶれる感じがある。もともと球離れの感覚を大事にしているので、フルチタンにして良い感覚を取り戻せた感じです」

日本オープンの練習日に初めて手にしていきなりの本番投入だった。それほどの代物だと直感が働いたのは、長年積み重ねてきた成功体験があるからにほかならない。

画像: 曲がらないことが結果的に飛距離につながる。ドライバー「ホンマ T//WORLD GS」(9.5度)

曲がらないことが結果的に飛距離につながる。ドライバー「ホンマ T//WORLD GS」(9.5度)

その片鱗はアイアンのこだわりにも反映されている。パンチショットを多用する小田にとってアイアンは生命線ともいえるクラブだが、本人は意外にもこだわりはないと言う。

ただ、代弁するならマッスルバックで小ぶり、そしてシャープな抜けを重視しているあたりは、クラブに一切の無駄を許さないということだろう。ある意味で独特なクラブさばきをする小田にとって、操作性の高さとフィーリングが何よりも大事になってくる。ドライバーのヘッドをフルチタンにしたことで、マッスルバックのアイアンとの感覚的な部分での整合性がとれたのかもしれない。

5年ぶりの優勝を狙う小田のプレーから目が離せない。

週刊ゴルフダイジェスト4/27号「pro's spec」より。撮影/姉崎正

画像: 日本オープンの練習日に初めて手にしていきなり本番投入!

【小田孔明のセッティング】
1W:ホンマ T//WORLD GS(9.5度、VENTUS ブラック、硬さ:6X)
3W・5W:ホンマ TW747(15度・18度、スピーダー757、硬さ:X)
UT3:ホンマ T//WORLD TW-U(21度、VIZARD IB-WF、硬さ:100X)
4I~10I:ホンマ T//WORLD TR-20B(VIZARD IB-WF、硬さ:100X)
AW・SW:ホンマ T//WORLD TW-W(52度・58度、ダイナミックゴールド、硬さ:100X)
PUTTER:オデッセイ ミルドコレクション #6 プロト

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画像: 週刊ゴルフダイジェスト 2021年 04/27号 少数ながらパトロン(観客)も入れて華やかに行われたマスターズのレポートをお届けする今号。先にオーガスタ女子アマで優勝の快挙を遂げた梶谷翼さんのスウィング解説も掲載します。巻頭特集では、2021年のレッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞した寺西明の理論を紹介。「動きを止めるな」というポイントの重要性を学びます。レッスンでは他にも「働きながらトップアマ…お仕事レディスの上達生活」「フェアウェイウッドで絶好ライからのチョロ…稲森佑貴が解決!」を収録。いよいよ開幕する日本男子ツアーの選手名鑑もお届けします。 (紙雑誌と一部紙雑誌と内容が違う場合があります。ご了承ください) www.amazon.co.jp

週刊ゴルフダイジェスト 2021年 04/27号

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