不安やプレッシャーは一度感じてしまうと容易には払拭しがたいものだが、「そんなときに有効な『メンタルリセットスイッチ』を作ることは可能です。実際に活用しているプロゴルファーもいますよ」というのは、プロも教えるメンタルコーチ・池努。詳しく話を聞いてみよう。

人はどうしても目の前の行動やプレーに自信が持てないとき「大丈夫だろうか? またミスをしてしまったら……」、「また、前みたいなスコアを打ってしまったらどうしよう……」、「あの人が見ている。評価を下げたくない」などとあせりや不安な感情になってしまうものです。

もし、そんなときにゴルフや仕事での緊張感やプレッシャーをなくせる、または軽減できる「リセットスイッチ」みたいなものがあなたの中にあったらいかがでしょうか?

多くの人はかなり役立つものとして利用されるのではないでしょうか。ゴルフで言えば朝イチのティショット時や、これを決めればベストスコアがでるというパッティング時に利用できるかもしれません。

画像: プレッシャーや不安を軽減、もしくはなくす効果のある「メンタルリセットスイッチ」は実際に作れると池氏は言う

プレッシャーや不安を軽減、もしくはなくす効果のある「メンタルリセットスイッチ」は実際に作れると池氏は言う

プロゴルファーになれば使いたい場面はさらに沢山あるはずです。今回はこのような場面で使える「メンタルリセットスイッチの作り方」について解説していきます。

「そんなもの作れるわけがない」というような声も聞こえてきそうですが、この方法はスタンフォード大学心理学科の責任者でもあるジョゼフ・ゴーイ氏により考案されたものを私なりに応用したものです。かなり、実用性が高いテクニックになりますのでぜひ試してほしい内容です。

では、早速作り方を解説していきます。実際にご自身でも試しながら読み進めることをおすすめします。次の6ステップでスイッチを作っていきます。

1.片手の手のひらを出し、そこに500円玉くらいのスイッチがついているイメージをします

2.このスイッチはあなたの脳神経とつながっているイメージをします

3.そのスイッチを実際に押しながら「あなたの不安やプレッシャーなどの感情がリセットされ、清々しい公園や神社にいるようなニュートラルな感情になる」イメージをし、ニュートラルな感情をしっかりと感じたらスイッチを外します

4.3のイメージを3回繰り返します

5.5秒間息を吸い込み、5秒間で息を吐くと同時にスイッチを5秒間押し続けます。そしてスイッチを離すと同時に、あなたは清々しい公園や神社にいるようなニュートラルな感情に近づき、リラックスします

6.一度ブレイクして水を飲んだりと休憩後にもう一度5のプロセスを行い、リラックスを感じられることができれば「メンタルリセットスイッチ」の完成です。

この文面だけ読めば「こんな手法が本当に使えるの?」と思われる方も多いかもしれませんが、実際に上記のステップでリセットスイッチを作り、ゴルフや仕事で応用する方も沢山います。これは実際にツアープロゴルファーにも実践してもらっている手法で一定の効果を口にされることが多いです。

とくにいやらしい距離のパット時やボギーやダブルボギーを打った後の心の浄化作業として使ってもらっています。ぜひ一度試してみて頂きたいと思います。

画像: 「飛ばしに大きなトップは必要ありません」。美人レッスンプロが教える、コンパクトに振って飛ばすコツ youtu.be

「飛ばしに大きなトップは必要ありません」。美人レッスンプロが教える、コンパクトに振って飛ばすコツ

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