プロギアから新たに発表された「LSドライバー」をプロゴルファー・中村修と堀口宜篤が最速試打! その性能をたしかめた。

ギリギリの飛びを追求してきた国産ブランドのプロギアが新たに発表したのが「LS」シリーズ。LSシリーズにはドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティがラインナップされているが、アスリート志向のゴルファーの使用も視野に入れた既存の「RS」シリーズに対し、LSはヘッドスピード40m/s前後のアマチュアに特化した設計だという。

画像: プロギアのニューモデル「LSドライバー」をプロが試打!

プロギアのニューモデル「LSドライバー」をプロが試打!

ではその性能はいかほどのものか。さっそくプロゴルファー・中村修と堀口宜篤に、LSドライバーを試打してたしかめてもらおう。なおロフト角10.5度、シャフトは純正モデルのSフレックスを装着して試打を行った。

まずはドライバーの外観から見てみよう。打ち出しの高さを実現するために深・低重心設計となっており、「シャローフェースでロフトの見え方も良く安心感を感じますが、構えた印象としてはすごくすっきりして見えますね」と堀口。

画像: プロギア「LSドライバー」(ロフト角10.5度モデル)

プロギア「LSドライバー」(ロフト角10.5度モデル)

また、中村はLSドライバーの重さについても言及する。

「まず手で持った時点で軽さを感じます。純正Sフレックスのシャフトを装着して総重量は287グラム。こういったところからもアマチュアゴルファーが扱いやすいように設計されていることがわかりますね」(中村)

ヘッドスピード40m/sがターゲットということなので、両者にはヘッドスピード40m/s前後でスウィングしてもらった。なお、中村はフェードヒッター、堀口はドローヒッターだ。その試打した平均値は以下の通り。

【堀口の試打結果】
HS40.6m/s 打ち出し角18.4度 ボール初速57.7m/s スピン量2537.7回転 キャリー205.2Y トータル227Y

【中村の試打結果】
HS39.8m/s 打ち出し角15度 ボール初速57.5m/s スピン量2637.8回転 キャリー196.8Y トータル210.5Y

特筆すべきは上がりやすさだ。ヘッドスピード40m/s前後でも、打ち出し角は15〜18度とかなり高い。スピン量が両者とも2500〜2600回転とほどよく低スピンなこともあいまって、200ヤード前後までキャリーを稼げている。コースでレギュラーティから打てば、傾斜次第ではかなり先まで行って、セカンドショットをラクにしてくれそうだ。

また、「上がりやすい」は、つかまりがいいということでもある。

「普通にさらっと打てば高弾道で打てますね。つかまり性能も高くて、ミスヒットしても右に逃げていきにくい」(堀口)

中村も「高弾道で打てるし、全然球が逃げませんね」と堀口の意見に同意。

また、これはヘッド性能だけでなく、「純正シャフトとの相性の良さもある」と中村は言う。

「純正シャフトがヘッドがインパクトにかけて走ってきてくれます。ヘッドスピードが37~40m/sくらいの方はRフレックスを選んで、さらにしなりを感じながら打つのが良いかもしれません」(中村)

中村いわく、このドライバーの最大の魅力は、ヘッドもシャフトもグリップも、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーに最適化されていることで、打ち出し角、スピン量、ボール初速のバランスが非常に良いという点。

「たとえば、アスリート向けのヘッドにヘッドスピード40m/s前後向けのシャフトをつけると、どうしてもスペックとしてはいびつになりやすく、場合によっては微調整が必要になります。しかし、これは最初からヘッドスピード40m/sに特化したつくりなのでその必要がありません。これはメリットといえると思います」

ヘッドスピード40m/s前後というターゲットを明確にしたからこそのくっきりとした個性。ヘッドスピードが合うゴルファーにとっては、強い味方になるかもしれない。

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