ブリヂストンスポーツが発表したニューアイアン「213HF」をプロゴルファー・堀口宜篤が試打! その性能をたしかめた。

「高さ」に加えてスピンも入る

ブリヂストンスポーツが発表したニューアイアン「213HF」は、さらなる飛距離アップとやさしさ、そしてボールの上げやすさを重視して作られた中空アイアンだ。

ロフトは7番で28度と飛び系の設定で、最大の特徴はドライバーにも採用されている、フェース面下部を裏側から支える突起構造「サスペンションコア」を搭載している点。この突起によって余計な衝撃を吸収しつつ、反発性能もアップしている。

さらにフェース自体も高強度の素材を採用しつつ、裏面にはディンプル状の窪みを採用してさらに肉厚薄めに設計。フェース面とソール部を一体化させたL字フェース設計で、フェース下部でのミスヒットにも強くなっているという。

画像: ブリヂストンスポーツ「213HFアイアン」(写真は6番)

ブリヂストンスポーツ「213HFアイアン」(写真は6番)

サスペンションコアが搭載されていることを示す赤色の意匠がバックフェースにあるが「構えてみるとスッキリしていますね」とプロゴルファー・堀口宜篤は言う。

「アドレスすると、バックフェースがちょうど見えない感じになっていて、若干トップブレードの厚みがあり、ブレード長が長く、フェース高は低めでやさしさを感じます。少し厚みがあっても違和感なくスタイリッシュに見えるヘッド形状はブリヂストンさんの設計の上手さが出ていますね。ネックはセミオフセットでボールをつかまえてくれそうです」(堀口、以下同)

画像: ブレード長は長めで安心感を感じさせつつ、フェース高は低めで下目のヒットにも強い

ブレード長は長めで安心感を感じさせつつ、フェース高は低めで下目のヒットにも強い

では堀口が7番アイアンを試打した結果の平均値を見てみよう。

【堀口の213HFアイアン(7番)の試打結果】
HS36.7m/s キャリー164Y トータル172Y 打ち出し角17.0度 ボール初速51.4m/s スピン量5172回転

「打感は飛距離を重視した最薄フェースということもあり弾き感は若干ありますが、サスペンションコアの効果もあってか、いきなり球離れしてしまうわけでもなくワンテンポ置いてから一気にボールを押し出してくれる感じです。飛び系アイアンというジャンルにしてはフェースにボールが乗りやすいですね」

つかまり具合も良く「ニュートラルに打ってドロー系のボールが出て、右へのミスが出てもそこまで逃げ過ぎず、ストレート寄りになるので飛距離ロスも少なめ」と堀口。「ミスにも強そうで、ボール初速も確実にヘッドスピード以上に出ています」という。

とくに堀口が驚いたのが、28度と飛び系のロフト設計にも関わらずしっかり高さが出ている点。

「“キャリーで狙う”といううたい文句の通り、距離がしっかり出つつ、球の高さがあるので高さで止まってくれます。そのうえでスピン量も十分確保されていて飛び系でありがちな飛ぶけどランが出過ぎるといったことがなく、キャリーベースで飛距離計算をして問題ない飛び系アイアンに仕上がっていますね」

飛び系らしいヘッド設計でキャリーで飛ばしつつも、グリーンを狙っていきたいアイアンという番手では不要なランは極力でないようボールの上げやすさも備えた213HF。堀口は「やさしさ、飛距離性能という面で、スライスや飛距離の落ち込みに悩むゴルファーには幅広くオススメできるモデルです」という。しっかりと狙いつつ、やさしく飛距離を出したいゴルファーは一度試打してみてはいかがだろうか。

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