マジェスティゴルフが新たに発表した「Wモーメント」シリーズ。ウェッジとパターがラインナップされているが、それぞれどんな性能?

マジェスティゴルフが「Wモーメント」ウェッジとパターを発表

マジェスティゴルフが新たに発表した「Wモーメント」シリーズ。「W=勝利」の「モーメント=瞬間」というモデル名が表す通り、ゴルフのスコアメイクにおいて非常に重要なショートゲームで使用するウェッジとパターをラインナップし、とくに寛容性を重視した設計になっているそうだ。

画像: マジェスティゴルフ「Wモーメント」シリーズにはウェッジ、パターがラインナップ

マジェスティゴルフ「Wモーメント」シリーズにはウェッジ、パターがラインナップ

まずはウェッジを見ていこう。市場にある単品ウェッジは軟鉄鍛造のプロモデルアイアンのようなシャープなものが大半だが、このモデルは一般アマチュアが使うことの多い大型のポケットキャビティアイアンに合わせやすいウェッジとなっている。フェースは大きく、グースネックでボールを包み込んでくれるような印象だ。

画像: マジェスティゴルフ「Wモーメントウェッジ」(写真はノーメッキQPQ仕上げモデルの56度)。セミラージサイズのフェースとオフセットのついたネックでボールをやさしく包み込める

マジェスティゴルフ「Wモーメントウェッジ」(写真はノーメッキQPQ仕上げモデルの56度)。セミラージサイズのフェースとオフセットのついたネックでボールをやさしく包み込める

リーディングエッジ、トレーリングエッジともに面取りをすることでザックリのミスを防ぎ、バウンス角こそ56度で8度と数字上は小さいものの、工夫を凝らしたソール形状とあいまって寛容性を高めている。

そして面白いのはグリップ。通常よりも右手側が太めのテーパーレスであることでフェースの向きをコントロールしやすくスウィングの再現性が向上しやすい。また、一般的なグリップに比べて長く、傾斜地など極端に短く持ちたい場面でも握った際の感触が変わらないし、短く持つことでミート率も高まりそう。ちょっと面白い工夫だ。

そもそもサンドウェッジは本来バンカーからの脱出を容易にするためのお助けクラブだった。ウェッジ=お助けクラブという基本に立ち返ったような、明確なコンセプトを持つウェッジといえそうだ。

パターに目をやると、こちらは「普通の形状」ながら慣性モーメントの値が6000gcm2を超えるという見た目と中身のギャップが大きいこれまた特徴的なパターとなっている。

画像: マジェスティゴルフ「Wモーメントパター」。左からブレード、ミッドマレット、マレットの全3タイプラインナップ

マジェスティゴルフ「Wモーメントパター」。左からブレード、ミッドマレット、マレットの全3タイプラインナップ

形状は3タイプで、どれも見ての通りのオーソドックスな形状だが、ソールに配置されたタングステンウェートなどによって慣性モーメントを高めているようだ。「見た目はシャープ、打つとやさしい」パターを求めるゴルファーに良さそう。

画像: 左からブレード、ミッドマレット、マレットのアドレスルック

左からブレード、ミッドマレット、マレットのアドレスルック

ちなみにウェッジは2万7500円(スチールシャフトの場合)、パターは4万9500円(いずれも税込)で10月15日発売予定。どちら一度手に取ってみたい、ちょっと面白いクラブと言えそうだ。

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