今年発売された短尺かつ小ヘッドサイズのテーラーメイド「300ミニドライバー」。業界屈指のギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人は自分仕様で300ミニを組んで実際に使用して「改めて短尺ドライバーの良さを実感しました」という。小倉氏が改めて語る短尺ドライバーのメリットとは?

これから増えてくる? 短くても飛ばせる短尺ドライバーの話

みなさんこんにちは、ギアオタク店長の小倉です。先日、このコラムでテーラーメイドが発売した300ミニドライバーを取り上げました。現在の一般的なドライバーの長さに比べ1インチ以上短く、ヘッドサイズも小ぶりに仕上げたモデルで、FWやアイアンとのつながりを重視した仕様になっています。クラブ長が長い大型ヘッドのモデルが良い結果に繋がらないゴルファーのために設計されたモデルであろうと個人的に考察したクラブです。

この300ミニドライバー。個人的にとっても興味があったので組んでみました。長さは44.25インチと純正よりは少し長めに設定。他のFWやアイアンとの長さと重さの流れに合わせて組んでみると、これがとってもストレスフリー。

画像: 小倉氏が実際に300ミニドライバーを打って感じた、短尺ドライバーのメリットとは?

小倉氏が実際に300ミニドライバーを打って感じた、短尺ドライバーのメリットとは?

普段よりちょっと硬めのシャフトを選んだこともありますが、シャープに振り切れてフィニッシュが決まるんです。私はもともと長めのクラブが上手く結果につなげられないタイプで通常のドライバーも45インチなのですが、さらに気持ち良く振り切れます。そして芯に当たるんです。飛距離も普段使用しているクラブとあまり差がありませんでした。しばらくはこれでプレーしてみようと思います。

そんなことをやっていたら某メーカーが、近々短めのドライバーを出すという噂話を耳にしました。以前にもちょこちょこ短めのドライバーは販売されていましたが、最新の技術を使った短めドライバーは一味違うでしょう。最近はロフトの立った飛距離系FWも人気ですし、長さを短めに設定しつつ飛距離性能を磨いたクラブが今後増えてくるかもしれませんね。

画像: 今後は最新技術によって飛距離性能も高められた短尺ドライバーが増えてくるのではないかと小倉氏(写真はイメージ)

今後は最新技術によって飛距離性能も高められた短尺ドライバーが増えてくるのではないかと小倉氏(写真はイメージ)

とはいえ長尺クラブは、長さを苦にしない人にとっては飛距離を伸ばすために非常に効果的な仕様と言えます。どんな仕様が一番飛ばせるのかはゴルファーそれぞれによって違います。メーカーが独自に研究し、様々な仕様のクラブが発売されれば、一般のゴルファーにとって選択肢が増えるわけですからそれだけ楽しみや可能性が膨らむわけです。新しいクラブを試打する機会がありましたら先入観を持たずにガンガン試してみることをお勧めします~!

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