とあるゴルフ場のクラブハウスに貼られていた「ゴルフは視力回復に効果あり?」というポスター。その真偽をゴルフ記者・S子が検証!

ゴルフは目にいい?

こんにちは、ゴルフ記者・S子です。

私は仕事柄、頻繁にゴルフ場にお邪魔させてもらいます。先日は川口市浮間ゴルフ場に撮影でお邪魔したのですが、その際クラブハウスにちょっと気になる面白いものを発見!

それは「ゴルフは視力回復に効果があり!?」というポスターとともに掲示された、視力検査表。「C」の向きが上下左右になってるおなじみのやつですね。内容はゴルフ場のような広い緑の空間で小さなボールを追いかけると視力回復につながるかもというものだけど、それって本当でしょうか!? その日は9ホールプレーしながらの撮影だったので、プレー前後でモノは試しと検査してみると……なんとプレー前の「0.7」から「0.9」に改善しちゃったんです。

画像: 川口市浮間ゴルフ場には視力検査表が掲示されている

川口市浮間ゴルフ場には視力検査表が掲示されている

同行の編集者にも試してもらいましたが、やっぱりS子同様「0.1」改善。もちろん素人検査なので誤差の範囲かもしれませんが、自分でもなんだか見えやすくなってる気がします。

一体なぜ視力は回復したのでしょうか。スポーツ用メガネやサングラスに詳しく、アスリートもサポートする兵庫県にある「メガネのアマガン」の阪上勝基さんに話を聞いてみました!

「視力が『回復した』というより通常の視力に『戻った』可能性が高いですね。スマホやパソコンなど近いものを見るときは目がピントを合わせるために『毛様体筋』という筋力を使っていて、一時的に近視のような状態になります。しかし、ゴルフで遠くのボールを追うことは、目がもっともリラックスできる状態になります。そのことで、一時的な近視のような状態から通常に戻った可能性があります」(阪上、以下同)

画像: 「0.7」から「0.9」に視力が改善!

「0.7」から「0.9」に視力が改善!

これは納得。ゴルフ場につく直前までノートパソコンを使用して必死に仕事していましたからね……(ため息)。コースではPCはもちろんスマホも見ていないので、目がリラックスしたのは間違いなさそう。

「『パソコン作業が中心の仕事に転職したら近視が進んだ』という話を耳にしますが、それは目の緊張状態が続いたことが原因かもしれません。ゴルフなどで遠くを見ることは緊張状態を和らげる効果がありますから、近視を防ぐためにもいいと思いますよ」

というわけで、「視力が回復した」ではなく「一時的な緊張状態が緩和されて視力が戻った」が正解で、かつ近視の「予防」にも良さそう、ということのようです。

「視力があるほうが、パッティング時やセカンドショット時に“奥行き感”の認識能力は高くなりますから、少しでも目を守ってほしいなと思います」と阪上さん。S子は普段はしないのですが、目を守るためにもサングラスをしようかな〜と思ったのでした。

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