「効率のいいスウィング」を覚えてもらいたいという思いから誕生したゴルフ練習器具「ゲッタウェイ」って一体なに? ゴルフ記者・S子が開発した株式会社BAISE(ベイス)取締役・糸山実さんとゴルフコーチ・近藤大壱さんに直撃!

ゴルフ記者・S子です。

いきなりですが、みなさんは、ゴルフ上達のために練習器具を使用することはありますか? S子は隠れ練習器具オタク(?)で、ゴルフショップに行くとついつい練習器具コーナーをチェックしてしまうほどです(笑)。

そんなS子はインスタグラムで「ゲッタウェイ」という面白い練習器具を発見! 動画で見ると、板のようなものに両足を乗せて交互にパタパタ動かしてスウィングしている。ゲタからヒントを得たようで、板の裏側中央に突起部が付いていて不安定で立つだけでも難しそう。

面白そうだし、試してみたいな〜! ということで「ゲッタウェイ」を開発した元インストラクターの株式会社BAISE(ベイス)取締役・糸山実さんとゴルフコーチ・近藤大壱さんを直撃! まずは開発したきっかけから聞いてみました!

画像: 糸山実さん(写真左)と近藤大壱さん(写真右)

糸山実さん(写真左)と近藤大壱さん(写真右)

「“正しい体の使い方”を覚えることは、効率のいいスウィングを身につける近道になりますが、一概に下半身リードと言われてもわからないゴルファーも多いはずです。そこで、多くの方に正しい体の使い方を身につけてもらうためには、言葉だけではなく体感してもらうことが一番じゃないか? と考え、近藤プロと共同開発の末に『ゲッタウェイ』が誕生したんです」(糸山さん)

確かに言葉だけだと気づいたら全然違う動きをしていたり、1人で練習すると元に戻ったりと上手くいかないことが多いですよね~! でも体の使い方を体感させるって一体どういうことでしょうか?

「簡潔にいうと『“歩くようなスウィング”が身につく』のが『ゲッタウェイ』です。ゴルフを長く続けていくためには無理をしないスウィング、つまり歩くようなスウィングであることが大事なのです。しかし、多くのアマチュアゴルファーは必要以上に頑張り過ぎているスウィングになりがちで、体力勝負になってしまい、ゴルフを長く続けられません。まずはゲッタウェイを使うことで自然体を知り、効率のいいスウィングを身につけてほしいと考えています」(糸山さん)

画像: 歩くようなスウィングが身につく練習器具って一体どういうこと?

歩くようなスウィングが身につく練習器具って一体どういうこと?

え!? ……私は飛ばしたいから、足の指を丸めるくらい踏ん張っていたけど、それって違うの!? そもそも歩くようなスウィングってどういうことかわからないS子に糸山さんが使い方を伝授してくれました~! よろしくお願いします!

「まずは『ゲッタウェイ』に書いてある『×』がキレイに見えるところまで、左右の板をスライドします。そしたら何も考えずに、バランスを取るような感覚で『ゲッタウェイ』に乗ってみてください。前にも後ろにも傾かない状態でキープできたら、そのままゴルフのアドレスをしてみましょう!」(糸山さん)

画像: ゲッタウェイに書いてある「×」がキレイに見えるところまで、板をスライドして準備完了!

ゲッタウェイに書いてある「×」がキレイに見えるところまで、板をスライドして準備完了!

糸山さんの言う通り、いつものようにアドレスすると「ゲッタウェイ」が前に傾く!(笑)これは踏ん張り過ぎていてつま先体重になっている証拠のようで、自然体とは言えないみたい……(トホホ)。続いてバックスウィングをしていきますが、このときに正しく体を使えると、右足は後ろに、左足は前にゲッタウェイがパタパタと倒れるそうなのですが、全然動いてくれない。一体どうしてなのでしょうか?

「S子さんの場合は骨盤を回転させてスウィングしているからです。正しくは押したり、引いたりするように骨盤を動かす必要があります。『ゲッタウェイ』を歩くように動かして、テークバックでは右お尻、ダウンスウィングで左お尻を突き出すようなイメージでスウィングしていくことがポイントです」(糸山さん)

画像: 近藤プロのお手本。

近藤プロのお手本。

S子はアドレス、体の使い方もまったく違う動きのため、最初は慣れずに上手く「ゲッタウェイ」を使うことが出来なかったのですが、何度かパタパタと動かしていくと段々とコツを掴んできた(気がします)。そして、ゲッタウェイから下りて実際に球を打ってみると、なんとその結果に興奮しちゃいました!

というのも、いつもは7番アイアンで頑張って120ヤードですが、最終的には軽く振っているのに130ヤードまで飛距離アップに成功! ミート率も球の高さも上がった気するし、今までのスウィングと見比べてみても、トップの位置が違う。よくオーバースウィングと言われていましたが、その原因は体の使い方にあったんですね~。

画像: ゲッタウェイを使用した(写真左)といつものスウィング(写真右)を見比べてみると、トップの位置が全然違うのがわかる!

ゲッタウェイを使用した(写真左)といつものスウィング(写真右)を見比べてみると、トップの位置が全然違うのがわかる!

「『ゲッタウェイ』は初心者だけでなく、上級者にも体の使い方を明確にできる練習器具だと思います。とはいえ、『ゲッタウェイ』に乗ったままボールを打つのは難易度が高いですから、素振りや動作を確認するエクササイズに使用し、『ゲッタウェイ』から下りて、イメージをもったまま球を打つことをオススメします」(糸山さん)

ちなみに「ゲッタウェイ」は肩幅以上にスライドすることも出来ますが、超難しい! S子的には肩幅以内で練習するのがベスト。一見シンプルな「ゲッタウェイ」は奥深く、ゴルフスウィングの原点の重要性を考えさせられるすごい練習器具に出会えてゴルフ熱がまた上がったS子なのでした。

画像: 【グローブ おすすめ】武市悦宏がチェック!ゴルフグローブ3選。素材で使用感はどう変わる?【レッスン】【ドライバー】【ゴルフグローブ】 youtu.be

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