本間ゴルフのニューモデル「ベレスBLACKアイアン」をプロゴルファー・堀口宜篤と中村修が試打! どのような性能になっているのか、確かめた。

12月10日に発売されたばかりの、本間ゴルフの高級志向ブランド「ベレス」シリーズのニューアイアン「ベレスBLACK」。お値段は1本4万1800円(税込)とかなりお高いが、それに見合う性能を有している。

画像: 本間ゴルフ「ベレスBLACKアイアン」(写真は7番、27度)

本間ゴルフ「ベレスBLACKアイアン」(写真は7番、27度)

まずロフトは7番で27度とストロングロフト設計。形状はキャビティ構造を採用し、深低重心設計に。キャビティ下部のえぐれ方も番手別に変更し、理想的な弾道が打てるよう調整されているという。

フェース周りはソール部を肉厚化したカップフェース「3D Lカップフェース」を採用。肉厚化によって、さらなる低重心化が可能となり、打ち出し角をアップさせている。フェース面自体も下部に縦スリットの入った偏肉設計にすることで、強度と薄さを両立し、反発性能と寛容性を高めているという。

では、その性能はいかほどか。さっそくプロゴルファー・中村修と堀口宜篤に試打してもらおう。まず、見た目の印象から聞いてみた。

「構えたときにバックフェースが少し見え、少しグースも入っていますね。右への行きにくさ、ミスへの強さを形状から感じます。ミッドサイズで安心感もあるのですが、カラーリングが黒ベースなので大きさを感じさせず締まって見えるのもいいですね」(堀口)

中村も、やさしさは感じるとしつつも「奇をてらっていない形状で、機能を重視しすぎて不格好にはなっていない」と評価した。

では試打した際の評価はどうだろうか。7番に純正シャフト「ARMRQ MX BLACK」のSRフレックスを組み合わせたモデルで試打してもらった結果の平均値は以下の通りだ。

【堀口のベレスBLACKアイアン(7番、27度)の試打結果】 

HS35m/s キャリー169Yトータル182Y 打ち出し角15.6度 ボール初速52.1m/s スピン量4606回転

【中村のベレスBLACKアイアン(7番、27度)の試打結果】 

HS32.3m/s キャリー158.7Yトータル171.3Y 打ち出し角17.1度 ボール初速46.9m/s スピン量4332回転

「打ってみると少し弾き感もありますが、飛び系ながらビシッとスピンも入ってくれますし、やはり球が強くてゴルファーが頑張らなくても飛ばしてくれますね。球の上がりやすさもあってかなり打ちやすいです。フェースの下めで打っても上がっていくし、スピン量もそこまで落ちなかったので、下っ面でのミスヒットにも強い印象です。ただ、ある程度振れるゴルファーにとっては飛び過ぎの危険もありますね」(堀口)

中村も「ちゃんと高さが出てくれるので飛び系でありながら、それなりにグリーンで止まってくれそうですね」と評価。

「本当に軽く打っても飛んでくれるので、ドライバーのヘッドスピード40m/sの方がしっかり7番で150ヤード超飛ばそうと考えたときに、ベレスBLACKはかなりいいクラブと言えますね。見た目の仕上げのよさに加えて、純正シャフトもいい。こちらの入力に対して素直に反応してくれてちゃんとヘッドスピードを高めて球を上げてくれますね。ヘッドだけでなくシャフトも含めたトータルバランスが素晴らしいです」(中村)

両者の意見をまとめると、飛び系らしい飛距離性能を備えつつも、高さやスピン、ミスヒットへの寛容性もあり、そしてヘッドの顔つきのよさも大きなプラスポイントと言えそう。「とくに、やさしく飛ばしたいけど見た目にもこだわりたいゴルファーにオススメの1本ですよ」と中村は言う。

ネックとなるのはやはりリッチな価格設定だが、そのぶんの性能がしっかり詰まっているベレスBLACK。「高すぎるからちょっと……」と尻込みせずに、まずは試打してみてほしい。

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