ゴルフクラブ業界ではカーボンフェース採用のドライバー、テーラーメイド「ステルス」が話題をさらっているが、いまから30年以上前に負けず劣らずのコンセプトをもったすごいドライバーが日本にあった!

パーシモンの次の素材はメタルか? カーボンか? と言われていた時代、日本のメーカーからとんでもないドライバーが登場していたのをご存じだろうか?

その名は「GYUUN PRO」(ギューンプロ)、ダイワ精工(現グローブライド)が開発したドライバーだ。

このドライバーなにがすごいかというと、まずはヘッド素材。

ちょうどパーシモンからメタルへの過渡期で、チタンも20万円を超える超高額ドライバーとして登場し始めていた頃に、当時パーシモンの次の素材として注目されていたカーボンを採用。
そして当時からフィーリングの面でメタルやパーシモンと比べてシャープさに欠けるといわれていたデメリットを解消するために、金属製のソールプレートを装着しそれに一体化されたジュラルミンのホーゼルを採用してインパクトのフィーリングがダイレクトにシャフトに、そしてシャフトから手に伝わるように作られていた。

さらにこのドライバーのすごいところは、カーボンのヘッドにチタンでコーティングされた繊維、布を巻き付け、チタンの高級感と打感をプラス。当時のチタンドライバーといえば「金色」のものが多かったが、それに近いカラーリングを施し、見た目と打感をチタンドライバーに限りなく近づけるように工夫されている。

画像: カーボンヘッドにチタンコーティングの繊維を巻き付けていた(1991年の「チョイス」誌より)

カーボンヘッドにチタンコーティングの繊維を巻き付けていた(1991年の「チョイス」誌より)

そしてさらにこのドライバーのすごいところは、すでに重量調整機能が搭載されていたところだ。「バランスアジャスティングシステム」なる赤と緑のウェートがあり、付け替えることによってバランス調整ができていた。

釣具でカーボンの開発に一日の長があったダイワ精工ならではのテクノロジーが詰まった逸品。ちなみにお値段は1991年当時で9万8000円。
いま最先端の製作技術で同じコンセプトのものを作ったらどんなドライバーに仕上がるのだろう。

画像: チタン製は「金色」がベースのものが多かったので、それに近いカラーリングに。当時のカタログに掲載されている断面図からも、手の込んだドライバーというのがわかる

チタン製は「金色」がベースのものが多かったので、それに近いカラーリングに。当時のカタログに掲載されている断面図からも、手の込んだドライバーというのがわかる

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