冬のゴルフは寒さと厚着で飛ばなくなるだけでなく、体の動きも悪くなって痛みが出たりしてしまうもの。そこで力強い味方になってくれるのが使い捨てカイロだ。シニア賞金王をサポートしたトレーナーに使い捨てカイロの貼り方を教えてもらった。

ポイントは肩甲骨に2枚、腰に1枚に貼ること

ドライバーの飛距離で考えると「気温が1度下がるごとに1ヤード飛ばなくなる」とわれる冬のゴルフ。半袖でプレーできる25度前後と10度前後の気温で換算すると15ヤードは飛ばないことになるが、そう言われてみると納得してしまうのではないだろうか。寒さ対策に使い捨てカイロを利用するプレーヤーも多いと思うが、その貼り方をシニア賞金王篠崎紀夫をサポートした小楠和寿トレーナーに教えてもらった。

「腰に貼る人は多いと思いますが、胸椎の柔軟性もスウィングでは非常に重要です。肩甲骨の動きが悪くなると胸椎の柔軟性も悪くなってしまいますので、小さいサイズを2枚背骨を挟むように貼るとスウィングの邪魔にならずに温められます」(小楠トレーナー、以下同)

画像: 肩甲骨の背骨に近い場所に小さいカイロを2枚と腰の上に通常サイズを1枚貼るのがベストだという(小楠和寿トレーナー)

肩甲骨の背骨に近い場所に小さいカイロを2枚と腰の上に通常サイズを1枚貼るのがベストだという(小楠和寿トレーナー)

テークバックでターゲットと反対方向に胸をねじる動きや、フォローで体を回していく動きで重要になるのは胸椎の柔軟性だと小楠トレーナー。そこで肩甲骨の両側に小さめの使い捨てカイロを貼ると寒さで背中が丸くなってしまうことを防いでくれるというもの。

さらに通常サイズのものを腰のやや上にもう一枚貼るとベストだと小楠トレーナーは続ける。

「もちろん仙骨に近い腰に貼ることもおススメできるのですが、みぞおちの後ろの位置に貼ると背中全体を温めてくれるので効果的です」

保温効果の高い機能性下着や冬用のウェアを着込んでしまうとそれだけでも動きにくさは感じてしまうもの。そこで使い捨てカイロを利用しることでセーターを1枚脱ぐことができたら動きやすさも変わってくるはず。テークバックが浅くなって早打ちになるミスも防げるというものだ。さっそく試してみよう!

取材協力/J's SPORTS BODY

This article is a sponsored article by
''.