もっこすとは肥後もっこすのことで熊本県の男性の気質を表すときに使われる。正義感が強く曲がったことが大嫌い、クラブデザイナーであり、マスダゴルフ主宰・増田雄二氏にアイアン選びについて聞いてみた!

(質問)
知人からやさしいクラブにしたほうがいいとアドバイスされ、アイアンを軟鉄鍛造のハーフキャビティから、スイートエリアの広いポケットキャビティに変更しました。飛距離は出るし、多少のミスヒットでも、グリーンをとらえることが多くなり、はじめてのハーフ30台を出すこともできました。真っすぐ飛んで、ミスに強いアイアンの効果を実感したのですが、ではなぜ多くのゴルファーが難しいアイアンを使っているのか、理由がわかりません。難しいアイアンのメリットはどういうところでしょう?
(埼玉県 48歳 平均スコア88)

担当記者(※以下GD):最近の飛び系アイアンなどに言えることですが、まず飛距離が出て、ボールは遥かに高く上がるようになりました。直進性が高く、ミスヒットしても距離も方向性もそれほど落ちないです。多くの人が求める「飛んで曲がらない」という性能を実現しています。

増田:たしかにいろんなメーカーが研究を重ねて、より飛ぶように曲がらないように開発しているわけだから、その成果はありますよね。ミスに強くて直進性の高いクラブのほうが、いいスコアが出ることもあるかもしれません。

GD:「飛んで曲がらない」クラブがあるのに、なぜわざわざ飛ばなくて曲がるクラブを使うのかという質問だと思います。
増田:最近は少し変わってきた感じもありますが、中級者以上は軟鉄鍛造のマッスルバックやハーフキャビティを使う人が大半でした。プロは今でもそうで、若手でパワーのある選手なんかはみんなマッスルバックを使っています。それはそこに彼らが求める性能があるからです。
それは簡単にいうと、「ボールを操作できる」ということです。ドローやフェードはもちろんですが、球の高さやスピンコントロールも含め、じつに多くの操作がアイアンには要求されます。縦距離も合わせないといけません。寛容性の高いモデルよりも、シャープな軟鉄鍛造アイアンのほうがそれをおこないやすいんです。

画像: クラブ選びのポイントを男気あふれるクラブデザイナー・増田雄二氏が解説! 今回のテーマはアイアン

クラブ選びのポイントを男気あふれるクラブデザイナー・増田雄二氏が解説! 今回のテーマはアイアン

GD:それはプロの領域だと思うんですが、アマチュアにはそこまでボールを操作する機能は必要ないんじゃないですか?
増田:ボールをコントロールしたり、縦距離を合わせたりすることは、ゴルフにとってはとても重要です。もちろん多くのゴルファーにとってはすぐにできることではないけど、大事なのはそういうクラブを使わないと、技術が身につかないということなんです。
どう打っても真っすぐ飛んでくれるようなアイアンでは、ボールをコントロールする技術を養うには難しいでしょう。自分でいいスウィングができたときに、イメージしたような球筋になるクラブが必要です。

それに「やさしい」と感じるには、難しいクラブを打ってみる必要もあるでしょう。質問者さんもそれまで頑張って練習してきたからこそ、やさしいアイアンの恩恵が受けられたんだと思いますよ。

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