昨年「ブリヂストンオープン」後、コーンフェリーツアーに参戦した石川遼。およそ半年振りに国内ツアーに復帰した石川遼のクラブセッティングには大きなチャレンジがいくつかあった。
画像: 【AD】PROTO タイプを選ぶプロが多いなか、どうして石川遼は「ローグ ST MAX LS」を選んだのか? 最新クラブセッティングを大公開

シャフトを短くしても飛んだ「ローグST MAX LS」

ひとつめはドライバーだ。今年から適用される46インチ規制の範囲内でいかに昨年仕様の47.5インチ並みのパフォーマンスを発揮できるようにするかがテーマ。

オフにはプロトタイプも含めさまざまなクラブをテストし、その結果キャロウェイ「エピックMAX LSドライバー」から同じロースピン系の最新モデル「ローグST MAX LSドライバー」にチェンジした。レングスを47.5インチから45.75インチに抑えた
ため、ロフトは8.5度から10.5度にアップして適正な打ち出し角を確保している。

国内男子ツアー初戦「東建ホームメイトカップ」の予選ラウンドが初の実戦投入の場となったが、

「全体的にやさしさを感じるし、球が強く出てくれます。高く打ち出せているんだけどスピンも多すぎずキャリーが伸びた印象です。1発の飛びは47.5インチだけど、100球で比べれば45.75インチの
ほうが飛ぶと思う」と「ローグST MAX LSドライバー」の飛びにまずまずの手応えを得た。

今後はまだ模索中のシャフトがぴたっとはまり、初速性能や直進安定性など「ローグST MAX LSドライバー」のポテンシャルをさらに引き出すことができれば1発の飛びでも47.5インチを超える可能性も十分ある。

新しく入れたフェアウェイウッドは
「構えやすく、マットブラックの色も良くて、安心感がある。打感は軟らかく感じられ、コントロールしやすいけど、見た目よりも簡単で、飛距離も出ている」とこちらもお気に入りのようだ。

画像: シャフトを短くしても飛んだ「ローグST MAX LS」

7番ウッドから「エイペックスUW」の2本体制でコースに対応

2つめのチャレンジはショートウッドだ。キャロウェイの「エイペックスUW」はネーミングから連想する通りユーティリティとフェアウェイウッドからいいところ取りをしたクラブ。
最大の特徴はフェースカップ構造の「FLASHフェースSS21」と「JAILBREAKAIベロシティブレード」によってもたらされる飛距離性能と1インチ短いレングスによるミート率の高さがロングショットでもグリーンを狙う際には大きな武器になる。

石川は「エイペックスUW」の21度を昨年までの7番ウッドと入れ替え、さらに4番アイアンの代わりとして「エイペックスUW」24度を臨機応変に使用する考えだ。

150ヤード以内から2打で上がるための「5本ウェッジ」

そして3つめのチャレンジは5本目のウェッジ。「JAWSフォージド」の43度は「APEX TCBアイアン」の9番を抜いて入れた今シーズンの秘密兵器だ。アイアンに比べてスピン量の多いウェッジはグリーンをねらいやすい反面、ミスはミスとして現れやすい。そこであえてウェッジにこだわる一番の理由を石川自身が明かしてくれた。

「8番アイアンと43度に明確な区切りをつけること。43度以下を持ったらそこから確実に2打で上がるというふうに自分のマインドをセットするためのプロジェクトです。43度の方が出球が低くてラインを出しやすいこともあります」

「ローグST MAXLSドライバー」の飛距離性能を味方につければ2打目にウェッジを持つ機会も確実に増える。石川遼のニューセッティングは上から下まで隙がない。

画像: 150ヤード以内から2打で上がるための「5本ウェッジ」

石川遼のクラブセッティング

●1W/ローグST MAX LS ドライバー(10.5度、ツアーAD IZ-6(X)、ベンタスTR(6X))
●3W/ローグST プロトタイプ(◆◆◆T)(14度、ツアーAD PT-7(X))
●7W/APEX UW(21度、ツアーAD PT-8(X))
●9W/APEX UW(24度、ツアーAD PT-8(X))
●5I~8I/APEX TCBアイアン(NSプロプロトタイプ システム3+)
●43度、48度、52度/JAWSフォージドウェッジ(NSプロプロトタイプ システム3+)
●56度/JAWSフォージドウェッジツアーバージョン(NSプロプロトタイプ システム3+(X))
●59度/マックダディ2ウェッジ ツアーグラインド(ダイナミックゴールド EXツアーイシュー)
●パター/オデッセイ プロタイプiX #9HT

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