スタート前の練習は時間も球数の限られている。効率よくウォーミングアップするには、どの番手を何球打つのがいい? プロゴルファー・大谷奈千代に詳しく教えてもらおう。

おすすめの練習方法! ツアープロの練習を真似してみよう!

突然ですが、みなさんのキャディーバックの中にゴルフクラブは何本入っていますか? ルール上、クラブは最大で14本入れることができます。しかし、14本ともまったく同じクラブを入れてる人はいませんよね! サンドウェッジやフェアウェイウッド、そしてドライバーといったように、クラブにも個性があるんです。このようにクラブの選択肢が多いのもゴルフの特徴のひとつなんです!

そんなクラブの特性を上手に使ってコースを攻略したい!……ところなのですが、練習場でボールを打ち始めると、ボールをまっすぐ飛ばそうとしてしまったり、打ち方のことばかり考えてしまいますよね。

画像: キャディーバッグに入っている14本のゴルフクラブ。スタート前に練習ではどの番手を何球打つのがいい?

キャディーバッグに入っている14本のゴルフクラブ。スタート前に練習ではどの番手を何球打つのがいい?

そうすると、いつの間にか1本のクラブでボールを打ち続けてしまいがちなんです。たとえばドライバーばかり練習していると、「あれ、ほかのクラブはどう打つんだっけ?」なんてことになってしまいます。

限られた時間と球数で効率よく練習するって意外と計画性が必要なのです! 今回は「ツアープロが50球ボールを打つとしたら」をテーマに、スタート前の練習でどんなクラブで何球ボールを打っていくのかについてご紹介させていただきます!

まず練習初めはサンドウェッジからがオススメ! 最初に10球ほどサンドウェッジからボールを打ち始めます。もちろん理由があって、サンドウェッジやアプローチウェッジはヘッドがいちばん重たいクラブなので、クラブの重さを感じやすくなるのがメリットです。ヘッドの重さを感じながら感じをつかんでいきます。

慣れてきたら、じょじょに番手を上げていきましょう! サンドウェッジの次は9番などのショートアイアン→ミドルアイアン→ユーティリティー→フェアウェイウッド→ドライバーといった順番でボールを打っていきます。

画像: まずはサンドウェッジから打ち始め、ショートアイアン、ミドルアイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッド、ドライバーと徐々に番手を上げていこう

まずはサンドウェッジから打ち始め、ショートアイアン、ミドルアイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッド、ドライバーと徐々に番手を上げていこう

球数はすべて平均的に5球程度打つようにしましょう。練習ではついついドライバーの球数だけが多くなりがちですが、基本の練習はこの5本のクラブをまんべんなく使い平均的に打つことでキャディーバックの中に入っている14本のクラブ全体の流れを理解することができるので、効率よく準備や上達することができるんです!

この基本の練習が終わったら、次にプレーするコースでよく使うクラブをもう一度練習していきます。もちろんドライバーでも構いませんよ! おすすめは、パー3のティーショットで使いそうなクラブを練習することです。もしくは普段からよく使うクラブの再確認も良いですね。

画像: コースでよく使うクラブや、パー3のティーショットで使いそうなクラブも練習しておこう。練習の最後は、ショートアイアンでスウィングを整えよう

コースでよく使うクラブや、パー3のティーショットで使いそうなクラブも練習しておこう。練習の最後は、ショートアイアンでスウィングを整えよう

最後にショートアイアンでスウィングを整えてお終いです。これで時間にしておよそ30分。球数としては50球くらいになります。

もしまんべんなく練習ができて、時間や体力に余裕があってまだ練習できるよなんて方は、オーバースウィングやスウェーといったスウィングの矯正を目的とした練習に取り掛かることをオススメします。是非参考にされてください。

This article is a sponsored article by
''.