タイトリストのニュードライバーと思わしき「TSR2」、「TSR3」、「TSR4」がUSGAの適合リストにリストオン!  いったいどのようなモデルなのか、探った。

USGAの適合リストにタイトリストの最新モデルと思わしきドライバーが3モデル追加された。その名も「TSR2」、「TSR3」、「TSR4」。

正式リリース前のため性能の詳細は不明だが、そのネーミングや掲載されたソール形状の画像からも、現行モデルである「TSi」シリーズの後継機と思われる。

掲載画像から読み取れる情報として、各モデルの大きな違いはウェートの位置だろう。まず「TSR2」はソール最後方に固定されている。

画像: TSR2ドライバー。ウェートはソール後方に固定されている。ロフトは8、9、10、11度がラインナップされているようだ(右利き用モデルの場合)

TSR2ドライバー。ウェートはソール後方に固定されている。ロフトは8、9、10、11度がラインナップされているようだ(右利き用モデルの場合)

「TSR3」に関してはソール後方にスライドによってウェートを調整できる機構が確認できる。適合リストではヘッドの刻印や印字の文字列も掲載されているが、それを確認してみるとどうやらウェートはT2、T1、N、H1、H2の全5段階で調整できるようだ。これは現行モデルの「TSi3」に搭載されている「シュアフィットCGトラック」と酷似している。

画像: 「TSR3」。ウェート調整機構がソール後方に確認できる。ロフトは8、9、10、11度をラインナップ(右利き用モデルの場合)

「TSR3」。ウェート調整機構がソール後方に確認できる。ロフトは8、9、10、11度をラインナップ(右利き用モデルの場合)

そして「TSR4」はソール前方にもウェートを配置。これは現行モデルにラインナップされている「TSi4」と同様だが、「TSR4」ではさらにソール後方にもウェートが装着されるようだ。

画像: TSR4。ウェート位置はソール前方と後方の2箇所。ロフトは8、9、10度をラインナップ(右利き用モデルの場合)

TSR4。ウェート位置はソール前方と後方の2箇所。ロフトは8、9、10度をラインナップ(右利き用モデルの場合)

こうして見ると、新たに発表された「TSR」の各モデルとも、現行の「TSi」シリーズから順当にブラッシュアップされたような印象を受ける。となると比較的オートマチックに打てる「TSR2」、弾道調整ができ操作性の高い「TSR3」、浅重心設計で低スピン性能がウリの「TSR4」、という棲み分けになりそう。

画像: 左からTSR4、TSR3、TSR2。ツアーロンチもさっそく今週から開始。フェース面には細かい菱形の模様も確認されている(写真はメーカー提供)

左からTSR4、TSR3、TSR2。ツアーロンチもさっそく今週から開始。フェース面には細かい菱形の模様も確認されている(写真はメーカー提供)

とはいえ、まだまだ詳細は謎に包まれている。モデル名であるTSRの「R」が何を指しているのか、新たなテクノロジーがヘッド内部に仕込まれているのか……。なお、ツアーロンチもさっそく今週開催のPGAツアー「トラベラーズ選手権」で開始されている。ツアープロたちの反応やそのパフォーマンスにも注目したいところ。続報があり次第、改めてお伝えする。

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