前傾をキープしたまま、力強くボールにインパクトしたいけど、どこを意識したらできるのかわからない。稲見萌寧の賞金女王をサポートした小楠和寿トレーナーに普段からできるゴルフに役立つ簡単トレーニングを教えてもらった。

まずは前回のおさらいから。椅子に深く座り両足を浮かせる。そこから両腕を広げて上体を横に移動させお尻が浮いたところで浮いた方の足を上げる。この「リーチ動作」でテークバックで股関節にパワーを貯める感覚がつかめるというもの。(画像A)

そして今回は、両腕を広げたリーチ動作で体幹部に刺激を入れたら、腕を胸の前でクロスさせて回旋を入れていこう。

画像: 画像A 骨盤を起こして椅子に深く座り、両腕を広げて上体を横に移動させる。お尻が浮いてきたタイミングで浮いた方のひざを上げてキープするリーチ動作

画像A 骨盤を起こして椅子に深く座り、両腕を広げて上体を横に移動させる。お尻が浮いてきたタイミングで浮いた方のひざを上げてキープするリーチ動作

「椅子に深く座り骨盤を起こし、腕を胸の前でクロスさせます。リーチ動作と同じように上体を横に移動させたら肩をねじって回転させます。内転筋から外腹斜筋にしっかりと刺激が入るように意識しましょう(画像B)」(小楠トレーナー)

画像: 画像B 腕を胸の前でクロスさせたリーチ動作から、状態をねじって肩を回す。呼吸を止めずに5秒キープ。外腹斜筋から内転筋に刺激をいれよう

画像B 腕を胸の前でクロスさせたリーチ動作から、状態をねじって肩を回す。呼吸を止めずに5秒キープ。外腹斜筋から内転筋に刺激をいれよう

このトレーニングはダウンスウィングで外腹斜筋から内転筋までの筋肉を収縮させることで、前傾角をキープさせ、力強いインパクトができるようになる運動。呼吸を止めずに、片側5秒くらいから始めてみよう。呼吸を止めずに、片側5秒くらいから始めてみよう。

実際には画像Cのような状態でこの筋肉を使うイメージだ。
取材協力/J's sports body

画像: 画像C ダウンスウィングで内転筋から外腹斜筋にかけての筋肉を収縮させることで前傾角をキープした力強いインパクトの感覚をつかもう

画像C ダウンスウィングで内転筋から外腹斜筋にかけての筋肉を収縮させることで前傾角をキープした力強いインパクトの感覚をつかもう

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