第150回・記念大会の全英オープンもすでに2日目がスタート。初日を見終えたなかで、ギア的に気になるものをピックアップしてみた。

全英オープン開幕しましたね。日本人選手の活躍は? タイガー・ウッズは? プレーヤーたちの成績も気になりますが、練習ラウンドに引き続きギア的に見てみましょう。

やはり気になるのは、松山英樹選手の「ドライビングアイアン」ですね!

以前お伝えした通り、全英オープンになると風に負けないようにと、ユーティリティが注目されるのですが、松山選手もここのセッティングを変えてくるとは、驚きです。

でもじつはコレ、全英オープン用に急遽入れたのではなく、なんと全米オープンから準備しており、全英オープン対策として打ち込みを始めていたようです。その模様を取材班が押さえておりました。

メーカーはなんとウイルソン! 日本未発売のモデルで「スタッフモデル ドライビングアイアン」ですね。中空構造でソールの真ん中にウェイトがひとつ着いています。

画像: 全米オープンの練習場でウイルソンのドライビングアイアンを打つ姿が目撃されていた(写真は2022年 全米オープン 撮影/Blue Sky Photos)

全米オープンの練習場でウイルソンのドライビングアイアンを打つ姿が目撃されていた(写真は2022年 全米オープン 撮影/Blue Sky Photos)

ZOZO選手権の最終日最終ホールであの劇的イーグルを生んだコブラの5Wの代わりに入っているわけですが、その5W含め、松山選手はこのあたりの距離を打つクラブの目利きで、人とは違ったユーティリティなどをよくキャディバッグに入れてきました。本間の「TW」「ピンG410」、突然テーラーメイドの「バーナー」を引っ張り出してきたことも。ですから今回、このドライビングアイアンも今後注目されることでしょう。

さて、ほかの選手のパターにも注目してみました。

コリン・モリカワ選手です。つい先日モリカワモデルの「TPジュノ」が限定で発売されたばかりだというのに、先月から違うパターを握っています。

テーラーメイド「スパイダーGTロールバック」には間違いありませんが、クランクネックでソールのフェース側に大きなウェイトがついています。以前、前重心の「スパイダーFCG」を使っていたので、マレット型で前重心がが好きなのだと思われます。

画像: 未発売のコリン・モリカワのパターに中島啓太も興味津々(写真は2022年 全英オープン 撮影/姉崎正)

未発売のコリン・モリカワのパターに中島啓太も興味津々(写真は2022年 全英オープン 撮影/姉崎正)

そしてタイガー・ウッズ。エースパターの「スコッティ・キャメロン ニューポート2 GSS」には変わりないのですが、よく見るとバックフェースに鉛が貼ってあります。速い全英のグリーンに対応するための応急処置かもしれません。タイガーがこのパターに鉛を貼ってプレーすることは、あまり見られないので目立ちます。

2日目もどんなギアが活躍するのか、注目です!

画像: タイガーのパターのバックフェースには鉛が。この調整が昨日のスコアに影響しているのだろうか(写真は2022年 全英オープン 撮影/姉崎正)

タイガーのパターのバックフェースには鉛が。この調整が昨日のスコアに影響しているのだろうか(写真は2022年 全英オープン 撮影/姉崎正)

画像: https://www.golfdigest-minna.jp/_tags/THEOPEN2022

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画像: my-golfdigest.jp
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