前回検証した「B3」ドライバーには「DD」ほかに「SD」がある。「このドライバーは面白い!」というゴルフステージ成城のクラブナビゲーター・吉田朋広だが、そのポイントとは?

「SD」はストレートドライブの略。ヒール側にウエイトを配置した「DD」に対してソール後方にウエイトを配置しています。あれ?「SD」でも「DD」と構えた感じは一緒ですね。どうやら内部のウエイト配置が違うだけでヘッドシェイプは同じようです。フェースアングルは「DD」と同じで安心感のあるややフックフェースです。
ロフト9.5度と10.5度を打ってみました。軽く振り抜きやすさは「DD」と変わらず、弾道の高さは変わらず高弾道です。

「SD」もドローバイアスヘッドです。ボールの捕まりはよくドローボールが打ちやすいですが、「DD」と比べると少し抑えられていてドロー幅が約半分くらいのイメージです。バックスピン量はやや少なめです。慣性モーメントが高いヘッドですが、非常に振りやすく、スウィングプレーンから外れることなくナチュラルに振っていけます。上下・左右のバラツキも少なく、安定した弾道が実感できますね。9.5度は弾道がやや抑さえられてバックスピン量もやや低減しますので、直進性の高さを感じます。

画像: 今回はブリヂストン「B3」ドライバー、もうひとつのモデル「SD」をクラブナビゲーターが検証した(試打のシャフト硬さはSRを使用)

今回はブリヂストン「B3」ドライバー、もうひとつのモデル「SD」をクラブナビゲーターが検証した(試打のシャフト硬さはSRを使用)

軽量モデルながら飛んでいくボールは決して軽く弱いボールではありません。振りやすさと弾道の強さのバランスの取れた完成度の高いクラブに仕上がっています。
「SD」も「DD」同様ハードヒッター向けのドライバーではありませんが、アスリート系のドライバーをお使いの方が軽くて振りやすい、やさしいクラブに替えようと思っている方なら「B3 SD」は候補のひとつとして挙げてもいいのではないのでしょうか?

そしてオリジナルシャフトが秀逸でした。「TENSEI BS Red40」はR で41グラム、シャフト振動数198cpm。軽くて軟らかいシャフトが好みの方やシャフトのしなりを使ってヘッドスピードをアップさせたい方に最適なシャフトです。軟らかいのに先端部は意外としっかりしています。ヘッドスピード38メートル前後の方にオススメです。SRは振動数 が215 cpmまで上がりワッグルした感じは軟らかいですが、先端部はしっかりしていてインパクト時にはしっかり戻ってきて、なかなかのミート率。ヘッドスピード40メートル前後の方にオススメです。

画像: 純正シャフトの「TENSEI BS Red40」はしなりとしなり戻りのタイミングがいい

純正シャフトの「TENSEI BS Red40」はしなりとしなり戻りのタイミングがいい

ゴルファーズドッグ専用特注シャフトの「TENSEI BS Black 40」。Sフレックスのスペックは 42グラムでシャフト振動数227cpm。軽硬イメージのシャフトでスピード感があり、インパクト時の当たり負けもありません。ボールスピードも出ます。ヘッドスピード42メートル前後の方にオススメです。

もうひとつが「TENSEI BS White 50」。R フレックスで52グラム、シャフト振動数が204cpm。
メーカーオリジナルシャフトとしては拘りの設計のシャフトです。とにかく切り返しのタイミングが取りやすく厚く当たるインパクトとボールの吹け上がりが少ないのが魅力。ヘッドスピードに関係なく、試して頂きたいシャフトです。

画像: メーカーカスタムシャフトの2モデルもそれぞれ個性があって飛距離性能も高いという

メーカーカスタムシャフトの2モデルもそれぞれ個性があって飛距離性能も高いという

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