フォーティーンのアイアン「TB-7フォージド」を、プロゴルファー・中村修と堀口宜篤が試打! どのような性能になっているのか確かめた。

2020年11月に発売され、キャビティバックアイアンながら、マッスルバックさながらのスッキリとした見た目と打感、それに加えてキャビティらしいやさしさも併せ持ち、好評を博したのがフォーティーンのアイアン「TB-5フォージド」。

そんな「TB-5フォージド」をさらに進化させたのが、今年発売となった「TB-7フォージド」だ。

前作でも特徴的だった、キャビティ部の段差をなくしバックフェース部の中央から外周部へかけて肉厚を変化させることで、見た目のシャープさと打感の向上を目指した「シアターブレード構造」は引き続き採用。

ロフトは7番で30度と、一般的なアスリートアイアンよりストロングロフト設計である点は「TB-5フォージド」と同じだが「実際に構えてみると、『TB-5フォージド』よりさらにシャープになった印象です」とプロゴルファー・堀口宜篤は言う。

画像: フォーティーン「TB-7フォージド」(写真は7番、ロフト30度)

フォーティーン「TB-7フォージド」(写真は7番、ロフト30度)

「ミッドサイズだった『TB-5』と比べると、よりヘッドがコンパクトになっていて、見え方もよりストレート。トップブレードの厚さはさほど変わりませんが、バック部分のえぐれの深さが違います。『TB-5フォージド』のほうが厚みがあったのですが、『TB-7フォージド』はさらにシャープになっていますね」(堀口)

画像: 左が「TB-7フォージド」、右が「TB-5フォージド」の見た目。両モデルともシャープな見た目だが、「TB-7フォージド」のほうがコンパクト

左が「TB-7フォージド」、右が「TB-5フォージド」の見た目。両モデルともシャープな見た目だが、「TB-7フォージド」のほうがコンパクト

ヘッドがコンパクトになったことで「見た目は本当にフォーティーンのマッスルバックの顔ですね」とプロゴルファー・中村修も評価。「『TB-5フォージド』よりコンパクトですが、とはいえコンパクト過ぎもしない、絶妙なサイズ感です」という。

画像: トウ側から「TB-7フォージド」(左)「TB-5フォージド」(右)を見比べてみると、厚みが大きく異なることがわかる

トウ側から「TB-7フォージド」(左)「TB-5フォージド」(右)を見比べてみると、厚みが大きく異なることがわかる

では両者の7番アイアンの試打結果の平均値と、インプレッションを見てみよう。

【堀口のTB-7フォージドの試打結果】
HS37m/s キャリー160Y トータル172Y 打ち出し角16.6度 ボール初速50.5m/s スピン量5409rpm

【中村のTB-7フォージドの試打結果】
HS37m/s キャリー160Y トータル173Y 打ち出し角15.9度 ボール初速50.2m/s スピン量4904rpm

「打った印象はマッスルバック、それでいて、キャビティみたいなやさしさを感じますね。実際のコースでも、フェアウェイでもラフからでもスコアライン3本分くらいのタテの打点のズレに対応してくれそうです。それでいて、操作も非常にしやすい。曲げる・高さを出すといったこちらの動きにしっかり反応してくれますね」(中村)

「まず感じたのは、打った時に重みがあること。柔らかいのですが厚みを感じる、まさにマッスルバックといった打感ですね。ヘッドがコンパクトになったことで操作性も『TB-5フォージド』より高く、そのうえで、ちょっとした打点のミスがミスにならない寛容性もあって、シビア過ぎもしません。普通のマッスルバックを打っているのにやさしさもある、といった印象ですね」(堀口)

試打を終えた堀口は「『TB-5フォージド』が実現した、マッスルバックの見た目・打感のよさとキャビティのやさしさが融合された性能を継承しつつ、見た目はもちろん、性能的にもしっかり違いが出ていますね」とまとめる。

「ざっくり言うなら、ミッドサイズで直進性がより強くつかまりやすい『TB-5フォージド』と、コンパクトサイズで操作性を高めた『TB-7フォージド』、という印象ですね。飛距離性能やスッキリした見た目と打感のよさに関しては両モデルで共通していますが、『TB-7フォージド』はより上級者向けに寄せた性能になっていると言えるでしょう」(堀口)

協力/PGST

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