ピンのニューモデル「G430」がついに発表となった。現行モデルの「G425」からどう進化したのか、性能の詳細をレポート!

本日発表となったピンの最新モデル「G430」。その飛距離性能と安定性から一世を風靡した「G400」、2019年全英女子オープンを制した渋野日向子の使用ドライバーだったことも相まって爆発的な人気を誇った「G410」、そしてそれをさらにブラッシュアップさせた現行モデル「G425」も多くのプロがバッグインしている1本だ。

つねにドライバー界で話題となってきたピンのドライバーだが、「G430」も「前作の性能を超えなければニューモデルは発売しない」というピンがお披露目したからには、当然期待せずにはいられない。

ドライバーに関しては過去モデルと同様に高慣性モーメントでブレずに飛ばす「G430 MAX」、ドローバイアス設計の「G430SFT」、そして低スピン・強弾道が特徴で、ほか2モデルが460ccなのに対し440ccとやや小ぶりな「G430LST」の3モデル展開。

画像: ピン「G430 MAX」ドライバー(写真はロフト9度)

ピン「G430 MAX」ドライバー(写真はロフト9度)

そして3モデルに共通しているのが新搭載の「スピンシステンシー・テクノロジー」。同名の技術は現行モデル「G425」のフェアウェイウッドとハイブリッドにも採用されていたが、最新モデルでついにドライバーでの採用にも至ったようだ。

バルジ・ロールの設計を一新し、フェース上下のロフトを各モデルごとに最適化することで、打点が上下にズレたミスヒットの際のスピン量の増加・飛距離ロスを抑制する効果があるという。フェース自体も前作比で中心部は6%、周辺部は9%薄くなり、反発力もより高まっているようだ。

画像: フェース上下のロフトを各モデルごとに最適化し、上下のミスヒット時もスピン量の増加・飛距離ロスを抑える「スピンシステンシー・テクノロジー」を搭載。フェース自体も過去モデルより薄くなり、反発性能が高まっているという

フェース上下のロフトを各モデルごとに最適化し、上下のミスヒット時もスピン量の増加・飛距離ロスを抑える「スピンシステンシー・テクノロジー」を搭載。フェース自体も過去モデルより薄くなり、反発性能が高まっているという

また、クラウン部に施された空気抵抗を抑える突起「タービュレーター」も形状を最適化し続投。打音をよくするヘッド内部のリブも改良されているという。

モデルごとに見ていくと、「G430 MAX」はフェース後方に高比重ウェートを配し、スタンダード・ドロー・フェードの3つのポジションで付け替えが可能。とくにスタンダードポジションの場合は、9700g・cm2オーバーの高慣性モーメント仕様になるという。

「G430 SFT」は、歴代のSFTの名を冠するモデルで初のウェートによる弾道調整機能を搭載したモデル。ウェート位置はヘッド後方のドロー・ドロー+の2つから選択できるようになっている。

画像: ピン「G430 SFT」ドライバー(写真はロフト10.5度)

ピン「G430 SFT」ドライバー(写真はロフト10.5度)

そして「G430 LST」は、「G430 MAX」と同様にソール後方のウェートをスタンダード・ドロー・フェードの3ポジションで変更が可能。

画像: ピン「G430 LST」ドライバー(写真はロフト9度)

ピン「G430 LST」ドライバー(写真はロフト9度)

加えて、「カーボンフライ・ラップ・テクノロジー」なる技術を搭載。8層のカーボンをクラウン部に採用することでさらなる軽量化がなされ、余剰重量を最適に配置することで低重心設計に。結果、より低スピン性能が高まっているという。

画像: 8層のカーボンを採用することで、さらに軽量化。余剰重量によってより低重心設計となり、低スピン性能も高まっているという

8層のカーボンを採用することで、さらに軽量化。余剰重量によってより低重心設計となり、低スピン性能も高まっているという

もちろん、ドライバーだけでなくフェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンもラインナップ。フェアウェイウッドに関しては「G430 MAX」と「G430 SFT」の2機種、ハイブリッドとアイアンは「G430」の1機種が用意され、それぞれで飛距離性能と安定性、そして心地よい打音となる工夫がなされているという。いずれの番手も、発売予定日は2022年11月11日。年末、そして2023年に向けて非常に有力な選択肢になることは必至だろう。

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