「ZOZOチャンピオンシップ」は2日目を終え、リッキー・ファウラーとアンドリュー・パットナムが首位。中島啓太が5位につける展開となった。連日、ワールドクラスの技にギャラリーは魅了されっぱなしだが、PGAツアーの醍醐味はなんといってもその飛距離。“ZOZO”でもっとも飛ばす男は誰なのか? 月刊ゴルフダイジェストの現地記者がレポート!
画像: 4番ホールの後方地点から距離計測器で測定。選手との距離が20Y離れていたため、実測値から20Yを引いたものを飛距離とした

4番ホールの後方地点から距離計測器で測定。選手との距離が20Y離れていたため、実測値から20Yを引いたものを飛距離とした

昨シーズン3位の“飛ばし屋”は健在

計測の舞台は4番、505ヤードのパー4。もっとも長いパー4で、PGAツアーの猛者でも、さすがにドライバーを使うだろう! という目論見の元、“勝手に”ドラコン大会を実施した。

計測方法は、選手の後方、“ZOZOボード”の後ろに陣取り、レーザー距離計を当ててトータル飛距離を計測。選手との距離、20ヤードを引いた数字を記録とした。

2日目は、初日ほどではなかったが雨もパラパラと降り、フェアウェイはややウエットな状態。となると、ランがあまり期待できない。いくらPGAの選手でもそう飛距離は出せないかと思っていたが、そんな状況下でも、出場選手78人中(2人は3W)、16人もの選手が300Yを超えてきた。さすがPGA……キャリーで300Yを超してくるビッグドライブを見せてくれた。

そして、圧倒的な飛距離を見せたのは、昨シーズンのドライビングディスタンス3位のキャメロン・ヤングだった。トップで一度止まるような、ゆったりとしたスウィングから放たれた弾道は、高~いドローボールで316Yを記録。観客からも「すごっ!」「スウィング速すぎ!」などの、驚きの声が漏れていた。

優勝候補ナンバー1と勝手に思っていた、昨シーズンドライビングディスタンス1位のキャメロン・チャンプは、残念ながらドライバーではなく、3W。しかも、こちらから見てもはっきりと“抑えて”いるとわかるスウィング。一応、距離を測ると……なんとびっくり285Y! スプーンで抑えて打って、この飛距離……思わず、心の中で「明日はドライバーで打って!」と叫んでしまいました。

画像: 1位に輝いたのは、ハイドローで316Yを記録したキャメロン・ヤング

1位に輝いたのは、ハイドローで316Yを記録したキャメロン・ヤング

岩﨑亜久竜はPGAツアーでも負けていない!

多くのPGA選手が300Yを超える飛距離を出すいっぽうで、日本人選手は正直やや劣っていた。期待していた河本力は、左の池に入れてしまい、計測不能に……。しかし唯一、対等な飛距離を出したのが、岩﨑亜久竜。岩﨑は平均飛距離300Yの若き飛ばし屋で、PGAツアーを夢見る24歳。美しいフェードボールが魅力的な岩﨑が、このホールで見せたのは、キャメロン・ヤングとは対称的な低く、スピン量の少ないフェードボール。キャメロン・ヤング、イム・ソンジェに次ぐ3位で308Yを記録して、飛距離面では世界で通用することを証明してみせた。

画像: 日本人トップで出場選手の中でも3番目に飛距離を出した岩﨑亜久竜。低く強いフェードで飛距離を伸ばしていた

日本人トップで出場選手の中でも3番目に飛距離を出した岩﨑亜久竜。低く強いフェードで飛距離を伸ばしていた

ドローよりもフェードが主流?

全体の平均飛距離は293.7Y。そして、興味深かったのは、全選手の“弾道”で、出場選手の約65%に当たる53人がフェードという結果になった。ひと昔前は「ドローが飛ぶ」というある種“神話”のようなものが存在していたが、世界のトップの弾道を見ると、“飛ぶフェード”が主流になっていた。

試合の楽しみ方はたくさんあって、このように、飛距離“だけ”に注目してみるのも、面白いですよ!

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