ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることをひとつずつ紹介する!

練習では上手くいくのに、本番ではその通りにはできない。また、悪い結果が続くとすぐ集中力を切らして雑なプレーをしてしまう。そうしたゴルファーのみなさんに試して欲しいのが、「日常生活の見直し」です。

さまざまなトラブルや、予期せぬミスなどに対し、平常心を保って冷静に対処する能力。上手くいかないホールが続いても忍耐強くチャンスを待ち続ける能力。こうした、強くてタフなゴルファーになるために必要な能力は、プレーの時だけ頑張ろうとしても、なかなか身に付きません。

ゴルフはその人の人間性がもっとも顕著に表れるスボーツ。と言われています。たとえば、普段から怒りっぽく短気な方が、プレーの時だけ辛抱強くプレーしようとしてもなかなか難しいでしょうし、緊張しやすいタイプの方に、ゴルフの時にリラックスしてプレーしろと言うのは酷なことかと思います。

ゴルフのために性格を変える、なんてなかなかできることではないかと思いますが、日常生活のちょっとしたことを少しずつ変えていくことで、ゴルフのプレーに役立つメンタリティを獲得しやすくなります。

画像: コースでベストパフォーマンスを発揮するために普段からできることは?

コースでベストパフォーマンスを発揮するために普段からできることは?

まずは家の中やオフィス。布団の上げ下ろしや脱いだ衣服の置き方、オフィスでは使った文房具を元に戻す。そうした細かいことをちゃんとできていますか?

これは家事に追われながらゴルフを楽しんでいらっしゃる主婦ゴルファーを見ていて思ったことですが、普段、こうしたことをおろそかにしたり、人任せにしたりしている人は、ゴルフプレーの際も、本当はきっちりやっておくべきことを省略してしまったり、思わぬミスにへの対応力に欠けていたり、「技術以前のミス」が多いゴルファーになりがちなようです。

プレーの前日、ゴルフの準備だけはキッチリやるという方も多いようですが、普段からこうしたことをキッチリやる習慣をつけることで、細かいところに神経が行き届きながら、想定外の事態にも動じない、タフなメルタルを身に付けることができるかと思います。

次にクルマの運転です。

不必要にスピードを上げたり、人の運転に腹を立てたり、普段そうした攻撃的なメンタルで運転をしているという方が、ゴルフの時だけ平常心を保ったプレーをしようとしても難しいでしょう。

できるだけ一定の速度で穏やかに運転し、感情の波を一定に保つことを心掛けると、プレー中に必要な「平常心」をキープすることに繋がるかと思います。とくにコースに向かう朝、荒い運転をしてしまうと、神経が昂り、なかなか鎮めることができません。大事なコンペに向かう朝。そういう時ほど時間に余裕を持ち、穏やかな運転を心がけましょう。

それと大事なのは歩き方。普段から一定の歩幅で、しっかり腕を振り、前を向いてリズム良く歩く。この習慣をつけていくと、プレーの際、緊張しやすい方でもプレー中のリズムを整えやすくなり、緊張をほぐすことに繋がります。人の目が気になる、という方はわざと人混みを歩く。というのも有効かも知れません。

アマの名手、中部銀次郎氏はジュニア時代、人見知りが強く人前でプレーするのが苦手でした。それを克服する為、学校帰りにわざとデパートの中を歩き回り、人前にいることに慣れる訓練をしたそうです。

日常生活の意識を変えることで、プレーに好影響が出る。ということはまだまだあるかと思います。練習やラウンドで結果が出ないという時、普段の生活を振り返ってみる。

意外な気づきがあるかも知れませんよ。

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