ドライバーやアイアンは新しいモデルが登場すると切り替えるが、パターだけは同じモデルを使い続けるプロがいる。また、一度は違うモデルに浮気しても結局もとのパターに戻ることも。彼らがこよなく愛するパターは、"名器"と呼ぶにふさわしいのかもしれない。プロが長年使い続けるパターを中古相場とともに調べてみた。

星野陸也の全優勝を支える
オデッセイ ホワイトライズ iX #3SH
中古相場8800~1万3200円

画像1: 星野陸也の全優勝を支える オデッセイ ホワイトライズ iX #3SH 中古相場8800~1万3200円

「高校時代に中古ショップで購入し、いまだにこのモデル超えるパターはまだ出てきていない」と星野。硬すぎず、軟らかすぎない打感がお気に入りで長身の星野に合わせ、長さは35インチ。長めにしてからストロークがスムーズになったという。

アマ時代からずっと同じこのパター

画像2: 星野陸也の全優勝を支える オデッセイ ホワイトライズ iX #3SH 中古相場8800~1万3200円

2017 チャレンジツアーNovil Cup 優勝
2018 フジサンケイ 優勝
2019 ダンロップ・スリクソン 優勝
2020 フジサンケイ 優勝
2021 アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 優勝(写真左から)

ベテランからZ世代まで虜にする
オデッセイ ホワイト・ホット 2ボールブレード
中古相場8500~1万3200円

画像: ベテランからZ世代まで虜にする オデッセイ ホワイト・ホット 2ボールブレード 中古相場8500~1万3200円

完成度の高さがウリ!
初代ホワイト・ホットインサート

インサートをボールカバーと同素材にすることで、軟らかい打感のなかに芯があってタッチが出しやすいと評判に。創業者のイリー・キャロウェイ氏が提案した。プロアマ問わず、いまでも愛用するゴルファーが多い2000年発売の初代「ホワイト・ホット」。なかでも、男子プロに人気なのが「2ボールブレード」だ。もちろんメーカーにも初代のストックはすでにないので中古で程度のいい品を見つけたら迷わず買いだ。

画像: 完成度の高さがウリ! 初代ホワイト・ホットインサート

構えやすい"ブレード"と"2ボール"が融合した

画像: 構えやすい"ブレード"と"2ボール"が融合した

ボールと同じ直径の白いディスクを2枚並べることでストロークをイメージしやすく、直線的なブレードがターゲットに合わせやすい。

岩田寛は使い続けて20年!
「捨てようとしたこともあるけど結局は替えられない」

画像: 岩田寛は使い続けて20年! 「捨てようとしたこともあるけど結局は替えられない」

「デビュー以来使い続けているパターでとくにショートパットで迷わず打てるのが気にいっています」と『ホワイト・ホット 2ボールブレード』を使い続ける岩田寛。「ブレード部分の四角いイメージがターゲットに対してスクエアに構えられるんです。このパター以上にこの感覚を感じられるものがないので、替えられません。というか、替えどきがわからなくなってしまいました(笑)。4パットしてイラついて捨てようとしたこともあったけど、結局は替えられない。絶対的な信頼感があります」

片岡尚之
「父親譲りのパター。すごくしっくりきている」

画像: 片岡尚之 「父親譲りのパター。すごくしっくりきている」

20-21年シーズンは平均パット1位、22年シーズンの平均パット数2位の片岡尚之。「父親からこのパターを譲り受けてからこのパター一筋です。もともとパターは得意クラブでしたが、より良くなった感じで、このパターに助けられています」

上井邦裕
「パターは結局ここに戻る」

画像: 上井邦裕 「パターは結局ここに戻る」

上井邦裕は「ピンタイプのように構えられて、ヘッド自体に直進性がある。いろいろなパターを使うことはありますが、手放せない一本です」と語る。

山下美夢有は
最新「ホワイト・ホットOG」の2ボールブレードで勝利
中古相場1万8000~2万1000円

画像: 山下美夢有は 最新「ホワイト・ホットOG」の2ボールブレードで勝利 中古相場1万8000~2万1000円

今年の国内メジャー初戦で完全優勝した山下だが、直近はまさかの3戦連続の予選落ち。そこから一転完全優勝した陰には「ホワイト・ホットOG2ボールブレード」があった。「構えた時に気持ちよさを感じました。初めての形状でしたが、ストロークが安定して、しっかり打てる」と高評価。

画像: 山下が使用ししたのはホワイト・ホットの20周年記念モデル「ホワイト・ホット OG 2ボールブレード」

山下が使用ししたのはホワイト・ホットの20周年記念モデル「ホワイト・ホット OG 2ボールブレード」

2022年週刊ゴルフダイジェスト11月22日号より(POHTO/Tadahi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara)

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