若手が台頭する女子ツアーにあって、年間を通じてもっとも活躍したベテラン選手の代表格が上田桃子。藤田さいきや金田久美子の復活優勝を前に、シーズン序盤で今季1勝を挙げ、メルセデスランクはトップ10に入った。まだ手にしていないメジャー初優勝を目指す上田の1年を振り返ろう。
画像: スタジオアリスで今季初優勝の上田(撮影/大澤進二)

スタジオアリスで今季初優勝の上田(撮影/大澤進二)

4月から幸先よく初優勝を飾った上田。5月のサロンパスカップなど、メジャー初優勝を目指したが、今年も惜しくも優勝を手にすることはできなかった。

画像: 8月のニトリ、夏のラフからショットを放つ上田(撮影/大澤進二)

8月のニトリ、夏のラフからショットを放つ上田(撮影/大澤進二)

グリップはやわらかく握り、歩き出せるようなフィニッシュが理想の上田。今季も1年を通して、ショットは安定していた。

画像: TOTOジャパンで優勝争いする上田(撮影/大澤進二)

TOTOジャパンで優勝争いする上田(撮影/大澤進二)

10月のスタンレー、11月のTOTO、伊藤園、エリエールとシーズン終盤、2勝目をかけて優勝争いを繰り広げていた。

画像: TOTO最終日、山下美夢有と回り、笑顔の上田(撮影/大澤進二)

TOTO最終日、山下美夢有と回り、笑顔の上田(撮影/大澤進二)

今季、山下美夢有に抜かれるまで最年少女王の記録を持っていた上田。最終日単独トップでスタートの上田はその山下と最終組でラウンド。スコアを伸ばし切れず、山下と同じ5位に終わった

画像: 最終戦で元女王の鈴木愛とラウンド(撮影/岡沢裕行)

最終戦で元女王の鈴木愛とラウンド(撮影/岡沢裕行)

リコーカップ2日目、鈴木愛とラウンド。元女王の2人は、どちらもスコアを大きく伸ばし切れなかった。

23年は、女王山下らの若手を”喰う”ベテランの一人として、さらにツアーを盛り上げてほしい。

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