全国高校サッカー選手権で映えある優勝に輝いた岡山学芸館の守護神(ゴールキーパー)がプロゴルファー平塚哲二の息子・仁くんだったことが先日話題になった。では彼以外のプロゴルファーの子供たちはどんな道を歩んでいるのか?

アイドルグループ「℃-ute」のメンバーを経て現在、ソロシンガー、モデル、女優として活躍の場を広げている鈴木愛理さん。彼女の父はツアー8勝の実績を持つ鈴木亨。昨年から愛理さんがイメージキャラクターを務める千葉銀行のCMで親子共演を果たしている。

02年に厳しいオーディションを勝ち抜き「ハロー!プロジェクト・キッズ」に選ばれ3年後にアイドルグループの一員としてデビュー。当時住まいは千葉県のゴルフ場の敷地内にあったが、レッスンやアイドル活動をおこなうため母と娘は東京住まい。父は息子・貴之さんは千葉と離れ離れの生活を送っていた。

幼い息子と一緒に風呂に入りながら父と子は母と長女不在の寂しさを慰めあったというが、その貴之さんも24歳になり、現在石井忍らが所属するエースゴルフクラブ千葉校でインストラクターを務めている。

画像: 昨年セガサミーカップでプロデビューした丸山奨王と父・茂樹(写真は19年時・カメラ/岡沢裕行)

昨年セガサミーカップでプロデビューした丸山奨王と父・茂樹(写真は19年時・カメラ/岡沢裕行)

丸山茂樹の息子・奨王はPGAツアー3勝の父の背中を追って昨年プロ転向。プロゴルファーとしての道を歩み始めた。アメリカで生まれ育ち、ジュニア時代から全米レベルで活躍。ときには父がジュニアの試合で息子のバッグを担いだりしている。

出身大学のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)は、古くはコーリー・ペイビン、最近ではパトリック・カントレーを輩出したゴルフの名門。成績が悪いと試合に出してもらえない環境で文武両道、腕を磨いてきた。

昨年プロデビュー戦を戦ったセガサミーカップでは予選落ちに終わっているが、近い将来ツアーを席巻するプレーヤーになるかもしれない。

プロゴルファーとして活躍する娘を持つのが鈴木亨と日大ゴルフ部時代キャプテン&副キャプテンだった同級の川岸良兼。デビュー当時“怪物”の異名を取った彼はやはりプロの喜多麻子さんと結婚し誕生した次女・史果は父親譲りのパワフルなゴルフで19年のマンシングウェアレディース東海クラシックで優勝を飾り、昨年はメルセデスランキング45位と今季もシード選手だ。

横田真一(妻はタレントの穴井夕子さん)の息子・知己さんは青山学院の駅伝チームに所属するランナー。昨年シニアルーキーだった父のキャディを務めたこともある。また高校1年の長女・真子さんは女優志望。横田のYou Tubeチャンネルで親子共演も……。

家族はプロにとって欠かせないビタミン剤。子供の成長を親はヒヤヒヤ、ドキドキしながら見守っている。

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