マスターズの1週前に開催されるオーガスタナショナル女子アマの出場選手70名が発表され、日本からは史上最多の10名が招待されることになった。
画像: 今年も2年連続で出場することになった六車日那乃。昨年は"オーガスタナショナル"のポンチョをかぶった外国人キャディと戦った(撮影/宮本卓)

今年も2年連続で出場することになった六車日那乃。昨年は"オーガスタナショナル"のポンチョをかぶった外国人キャディと戦った(撮影/宮本卓)

同大会は女性に閉鎖的だという世評を払拭するために、19年から始まった。20年はコロナ禍のため中止となり、21年に日本人として初めて梶谷翼が勝利。その余勢を駆るがごとく、8日後には松山英樹がマスターズを制した。

昨年は16歳のアンナ・デービスが史上最年少での優勝をとげた。

大会はマスターズの 1週間前に始まり、54ホールをストロークプレーで戦い、36ホール終了時点での上位30名が予選通過となる。今年でいえば、予選日は3月29~30日、チャンピオンズリトリートGCで開催。そして31日には全選手が公式の練習日としてオーガスタナショナルGCをプレーできる。

最終ラウンドは4月1日、予選通過者のみ同GCで競う仕組みだ。出場資格は22年の世界アマランキングトップ45選手、過去優勝者など70名。前述したように日本からは10名参加。その顔ぶれは?

昨年の全米女子アマを制し、全米女子オープン(49位)に出場した馬場咲希(17歳)。21年の優勝者である梶谷翼(19歳)。昨年、同アマで日本人唯一の予選通過を果たした吉田鈴(18歳)は、女子プロの吉田優利の妹でもある。

22年に日本女子アマで優勝した寺岡沙弥香(20歳)。22年日本ジュニア優勝者(15~17歳の部)荒木優奈(17歳)。1歳上の西郷真央を輩出した麗澤中・高校の卒業生、六車日那乃(20歳)。21年アジアパシフィック女子アマ優勝の橋本美月(20歳)。

座間市立相模中3年の新地真美夏(15歳)。日本地区予選会を突破し、22年の全米女子オープンへ出場した伊藤二花(18歳)22年に全国高校ゴルフ選手権個人の部で優勝した上田澪空(17歳)の面々。

オーガスタで、大和なでしこ旋風が巻き起こるか。

※週刊ゴルフダイジェスト2023年2月21日号「バック9」より

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