いよいよ開幕した国内女子ツアー「ダイキンオーキッドレディス」。初日は渡邉彩香が6アンダーと2位に3打差をつけて首位で終えた。みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修が現地からのレポートをお届け。

ここ琉球ゴルフ俱楽部の今日の天候は、昨日と打って変わり、曇りの気温16度に8メートルの風が吹く難コンディションとなりました。肌寒さと強風の影響でアンダーパーは8位タイまでの17名とその難しさがスコアに反映されました。

画像: 国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の初日を6アンダー単独首位で終えた渡邉彩香(写真/大澤進二)

国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の初日を6アンダー単独首位で終えた渡邉彩香(写真/大澤進二)

その中でアウトからトップスタートで出たルーキーで地元沖縄出身の荒川怜郁(れいか)選手が3アンダー2位タイでホールアウトしました。荒川選手は昨年のプロテストに合格しQTを4位通過した169センチの大型プレーヤー。11月末の寒さと強風のJFE瀬戸内海GCのQTでも荒川選手は風に対する強さを発揮していました。

ラウンド後の会見でスタートホールでは「チョロするんじゃないか」というくらい緊張していたようです。実際に見ていましたがスタート前の緊張感から思い切り振り抜いたドライバーショットはしっかりとフェアウェイをとらえ、幸先よくバーディで発進しました。持って来ていたパターが前日まで入らなかったので、新しいパターを使ったそうで、思い切りの良さも持っています。

画像: 地元沖縄出身のルーキー、荒川怜郁は3アンダー2位タイと上々の滑り出し(写真/中村修)

地元沖縄出身のルーキー、荒川怜郁は3アンダー2位タイと上々の滑り出し(写真/中村修)

昨年アマチュアとして出場し10位タイ(ベストアマ獲得)と実績もある相性の良い大会で明日以降が楽しみです。

2位に3打差をつけ首位に立った渡邉彩香選手は、オフにスウィング改造をし、曲がり幅の狭いほぼストレートに近い弾道へと進化させてきました。会見では「今までは風の日は横風に持っていかれて弱かったが(スウィングを改造したことで)ストレスなく回れた」とオフの取り組みの成果を感じられたと話しました。

手の動きが大きいスウィングから体と一体にして打てるイメージに取り組んでいるという改善で、ボールのスピン軸が大きく傾くことで曲がり幅の大きなフェードからストレートに近くなったことで「こんなにも回りやすくなるものか」と思いながらプレーしていたといいます。

スウィングだけでなくパットも長さを1インチ伸ばし、短く持たないようにして、ボール位置も少し中に入れ、打点をいいところでヒットできるように取り組んだとも話してくれました。スウィングとパットの改善に取り組んだことで、風の中でも安定したショットと沖縄特有のグリーンにも対応し5連続バーディを含む7バーディ1ボギーの6アンダーで初日を終えました。

画像: ティーショットが木の後ろに止まるシーンを2度見かけだがいずれも軽々と木の上を越えパーで切り抜けた(写真/中村修)

ティーショットが木の後ろに止まるシーンを2度見かけだがいずれも軽々と木の上を越えパーで切り抜けた(写真/中村修)

荒川選手と同じく3アンダー2位タイには昨シーズンシード権を獲得した岸部桃子、サイ・ペイイン、鈴木愛選手と続き、山下美夢有選手は2アンダーと続きます。明日は晴れですが、10メートル前後の風が吹く予報です。現在の50位タイまでのカットラインは2オーバー、予選通過ラインは5オーバーを越えてきそうですね。明日も現地からのレポートをお届けします。

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