5月22日、六本木ヒルズクラブで弊社主催ゴルフダイジェストアワードの授賞式が開催され、ジュニア大賞の馬場咲希さん、レッスン・オブ・ザ・イヤーの辻村明志プロらの表彰が行われた。
画像: レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞の辻村明志プロとジュニア大賞受賞の馬場咲希さん(撮影/青木慶太)

レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞の辻村明志プロとジュニア大賞受賞の馬場咲希さん(撮影/青木慶太)

馬場咲希さんは、高校3年生らしく、初々しく……

ジュニア大賞 馬場咲希(代々木高校3年)

昨年の全米女子アマで日本人として37年ぶりの優勝、服部道子プロ以来、2人目の快挙を達成した馬場咲希さん。

中2で関東ジュニアに優勝、高2では関東女子アマに優勝するなど、アマチュア競技で実績を残し、最近ではプロの試合でも大活躍。実績、将来性が評価されジュニア大賞受賞となった。

記念の盾と、副賞として手渡されたiPadのフレームの色はピンク! 高校生らしく本人希望の色選択だったという。

「みなさんこんにちは、馬場咲希です。去年はたくさんの方に支えられて、今年もたくさん試合があるので、上位目指して頑張ります」と初々しく、少しハニカミながらスピーチを行った。

初メジャーVの吉田優利と上田桃子らのコーチ、辻村明志がレッスン日本一!

レッスン・オブ・ザ・イヤー 辻村明志

上田桃子や吉田優利らを指導する辻村明志コーチが考案のドリルは100を超える。”辻村棒”など人気の練習器具も発売するや即完売。著書「女子プロと一緒に上手くなる!」もシリーズ化され、重版されるなど、辻村コーチの独自の練習法などが高く評価され、受賞となった。

辻村コーチは、「2014年に上田桃子と歩み始めたコーチ業ですが、多くのみなさんの支えと不思議なご縁によって頂いたものだと思います」

かつて王貞治氏のコーチも行った、故・荒川博氏と週刊ゴルフダイジェストの連載が縁で荒川氏と師弟関係を結んだことが、現在の上田や吉田の成長につながっていることを感謝した。

「先日のサロンパスカップ(吉田の優勝)は、コーチとして19勝目。初めて国内メジャーを取ることができました。そして、7月にペブルビーチで行われる全米女子オープンへはに桃子と優利と挑戦してきます。準備と稽古を怠らず、選手とともに成長していきたいです」。教え子たちとの新たな挑戦についても語った。

画像: 左からプロギア社長補佐常務取締役 松浦芳久さん、フォーティーン代表取締役社長 桐谷一郎さん、キャロウェイゴルフ取締役副社長 庄司明久さん、辻村明志さん、馬場咲希さん、弊社社長 木村玄一

左からプロギア社長補佐常務取締役 松浦芳久さん、フォーティーン代表取締役社長 桐谷一郎さん、キャロウェイゴルフ取締役副社長 庄司明久さん、辻村明志さん、馬場咲希さん、弊社社長 木村玄一

「パラダイム」は今回受賞の「ローグ」と18年受賞の「エピック」のいいとこどり!

クラブ・オブ・ザ・イヤー ドライバー部門 ROGUE ST MAX FAST(キャロウェイゴルフ)

ゴルファーのために、より良い道具が開発を願って設けられたクラブ・オブ・ザ・イヤーのドライバー部門は、キャロウェイの「ローグ」。アマチュアゴルファーのボリュームゾーン、ヘッドスピード40m/sのゴルファーに飛ばすことの楽しさを提供したことが今回の受賞理由となった。

キャロウェイゴルフの取締役副社長 庄司明久さんは、「前回は2018年に『EPIC(エピック)』で受賞しています。18年受賞の『エピック』と今回受賞の『ローグ』、2つのいいところが組み合わさって出来たのが、今年発売の『パラダイム』です」と挨拶。

たしかに今、ドライバー市場では「パラダイム」が大人気。今年の「ローグ」に続いて、2年連続受賞もありそうだ。

創業者・竹林隆光氏の遺志を継いだ“美しいフォージドアイアン”

クラブ・オブ・ザ・イヤー アイアン部門 TB-5フォージド(フォーティーン)

クラブメーカー、フォーティーンを作った故・竹林隆光氏の言葉、「クラブは美しくなければならない」。フォーティーンがクラブ製作において大切にしている言葉を表現した、伝統的な美しさを崩すことなく、さらなるやさしさを追求したフォージドアイアンが評価された。

フォーティーンの代表取締役社長桐谷一郎さんは、「TB-5は創業者の竹林(隆光)が10年前に他界して、そこから新たな発想を持って開発し始めたクラブです。生前、竹林からは『日々常識を疑って物事に取り組みなさい。かっこよくて美しいクラブがいい。人間が使う道具なのでそんなクラブを作っていこう』と言われて、社員全員でクラブ作りに取り組んできました」

20年前の『MT28』以来のクラブ・オブ・ザ・イヤー受賞となった。

プロギアの「R35ウェッジ」は馬場咲希と“同い年”

クラブ・オブ・ザ・イヤー 特別賞 R35ウェッジ(プロギア)

パターのように打てて、グリーン周りの武器にとなる、そんなクラブを作れないか。見た目を格好良くするためにステンレスを削り出し、ヘッドを黒く仕上げ、本格派のゴルフクラブ感を演出。100枚の資料より1本の試作というクラブ作りの想いから生まれた「R35」。発売から17年間、変わることなく売れ続けているというロングセラーが評価され、特別賞を受賞。

プロギアは、社長補佐常務取締役松浦芳久さんが出席。「2005年11月に発売されたクラブです。この中に2005年生まれの方がひとりいます。馬場咲希さんと同い年です。17年間売り続け、4万5000本を供給しました。この数字は多いのか少ないのか……。ただ4万5000人のアプローチが苦手な方に届けられたかと思うと感慨深いです」。受賞の喜びを語った。

※読者大賞は蝉川泰果プロが受賞したが、残念ながらスケジュールの都合がつかず欠席となった。
※5月30日(火)発売の週刊ゴルフダイジェストで、辻村明志コーチ、馬場咲希さん、それぞれのインタビュー企画を掲載します。

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