アイアンやFWはほぼ「据え置き」なのにドライバーだけ大きさが「約3倍」になっている⁉︎
ドライバーは大きくなってやさしくなった! はずが、相変わらずドライバーはミスが出る。しかもドライバーが調子のいい日はアイアンがダメで、逆もまたある。
この現象は「ドライバーが大きすぎることで起こる」という発想から生まれたのが”MOE86 300”ドライバーです。
FWやアイアンが大きく姿を変えないなかで単独で巨大化が進んだドライバーは、他のクラブとのつながりを欠くようになり、同時にドライバー専用スウィングをゴルファーに強いるようになってしまった。ならば、今のテクノロジー、今の素材で300ccのドライバーを作ればいいじゃないか、というわけです。
構えてみると小さくてびっくり。打ってみると「当たる! 飛ぶ!」と再度びっくり。ドライバーが苦手な人なら一度は試してもらいたい唯一無二の性能となっています。
MOE86 300を平均的なアマチュアゴルファーが試打してみた。
「当たるかな?」と不安だったのは打つ前までで、短い分だけ芯を食いやすく、飛距離252.1ヤードとむしろ普段より飛ぶという意外な結果に。短くて小さいと「一発の飛距離」が出ないとよく言われるが、アマチュアゴルファーにとってはその限りではない。芯を食いやすい、当てやすいことで飛距離アップの可能性もあるのだ。小さい分だけ当然慣性モーメントも小さく、ミスヒットには弱いはずだが、そもそも芯を食いやすいのでミスの幅が狭い。慣性モーメ ントが小さい=難しいはずが、むしろやさしいという結果も見えてきた。
ドライバーはロフトだけじゃなく「サイズ」も選ぶ時代がもうすぐそこまで来ている......かも!