スマホ＆ウォッチに入れるアプリと連動すると機能の幅が広がる
ゴルフ談義でレーザー距離計の話になる。後輩から「先輩にオススメされたヤツ買いました！」と見せられたのがガーミン『Approach Z30』。「彼はガーミンのGPSゴルフウォッチを持っていたっけ？」と不安になる。
「『Approach Z30』は、画面が明るくて、見やすい赤色透明OLED表示がいい。やはり有機ELは違いますね」と絶賛。基本性能について非常に気に入っていると感謝される。しかし「この『Z30』が凄いのはここからなんだけど！」と思いつつ黙って聞く。
◎サイズ／112×80×39 mm◎ディスプレイタイプ／透明OLED ディスプレイ（赤文字）◎バッテリータイプ／約1年間使用可能な電池式◎重量／210g◎レーザー測定距離／400ヤード（ピンフラッグ）◎価格（税込）／6万5800円※トーナメントモード対応
「これスマホと連動してくれるんですよ！」と彼。コースに置き忘れてもスマホに場所が表示されるとか。スマホの『Garmin Golfアプリ』にレーザー距離計で計測した距離を送信。計測した距離がコース上にある場合は赤色のアーク線で表示、グリーン上の場合は黄色のアーク線で表示されターゲットの距離を俯瞰で把握できる。
「まずは第1弾クリア」と胸をなで下ろす。不安が解消されたので、彼に悪魔のささやき攻撃を仕掛ける。「実は、ガーミンのゴルフGPSウォッチと一緒に使うと最強だよ」と。
スマホと連動すると、このように見えるという。表示の意味は、左の「17」「6」はグリーン後方エッジからピンまで17ヤード、手前6ヤードということ
『Z30』でグリーン上のピンを捕捉するとバイブレーションが稼動。そしてファインダー内にはピンのグリーン上での相対距離（ピンからフロントとバックエッジまでの距離）を表示。高低差を考慮し、現在地からターゲットまでの打つべき推奨距離を表示。ちなみに推奨距離は、ウォッチとの連動により気象環境も加味するのだ。レーザーでピンを捕捉すると同時に、ガーミンと連動したデバイスに表示されるピン位置も自動的に補正される。
すると彼は「ガーミンのゴルフGPSウォッチ買うしかないじゃないですか！」とひと言。「妻に怒られたら先輩にだまされた！ と言います」とのこと……。そんなの知らんがな（泣）
TEXT／Motoharu Tajima
PHOTO／Takanori Miki
※週刊ゴルフダイジェスト2024年11月5日号より
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