シニア向けと思いきやアベレージだって使いたい
今回の「ギア王」で徹底試打するのは、オノフの「ドライバー AKA」。このドライバーの最大の特徴がソールにある3本の溝だ。「パワートレンチ」と呼ばれるこの溝がフェースのたわみを大きくして弾くことで、飛距離につながっているという。実際に打ってみると、溝の効果のおかげか初速が速く飛び出すような球を打つことができた。

オノフ「ドライバー AKA」 ●長さ 45.75インチ ●ロフト角 10度 ●シャフト 純正SMOOTH KICK MP-516D(S)●総重量 297グラム ●価格 85,000円(税抜)
構えたときの顔は丸顔というよりもおにぎり型の三角顔。バックフェースの尖ったところを基準にフェースの両端を結ぶと、ボールに対してスクェアにセットしやすくなっている。また、ヘッドの後ろが長いということは、重心が深いということ。深重心だと芯も広くなるし、高弾道が得られるようになっているのだ。

顔はおにぎり型。赤いクラウンだと芝の緑上では集中力を得られる
フェース全面にはレーザーでミーリング加工が施されており、打点のブレや水滴の影響を受けにくく安定したスピン量を実現。どんな状況でもロースピン&高弾道で飛ばすことができる。打感は軟らかく、食いついてからボールを前に押し出してくれる。球を上げやすくやさしいドライバーではあるが操作性も申し分なし!

フェースの全面にミーリング加工。常に安定したスピン量で飛ばせる
定評のあるカーボンシャフトは振りやすい
オノフは元々ダイワという釣り具メーカーだったこともあり、カーボンシャフトには定評がある。今回試打した純正シャフトもしなりがボールに伝わり、タイミングがとりやすく振りやすい。ヘッドスピードの落ち込みが気になるシニアだけでなく、ヘッドスピードに自信があるゴルファーにもオススメできるドライバーだ。

走り系のシャフトでつかまりがよく方向安定性能がいい
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全力試打!ギア王 「オノフ ドライバー 赤」
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