いよいよ14日(木)から2016年全英オープンが開催されますね。
今年の開催コースは、名門ロイヤル・トルーンGCです。全英オープン開催コースの中でも最も海に近いコースとして知られるリンクス中のリンクスなんです!
「ロイヤルトルーン」で全英が開催されるのは2004年以来で、9回目の開催となります。今回はロイヤルトルーンGCの歴史や特徴を調べましたので、ご紹介します。

全英開催コースの中でも最も海が近いコース
ロイヤル・トルーンGCの開場は1878年で、スコットランド南西部に位置しています。オールドコースとポートランドコースという2つの18ホールを持ち、特に全英オープンの舞台となるオールド・コースの評価は非常に高く、名リンクスとして知られています。

スコットランド南西部に位置し、クライド湾に面する
ちなみに全英で使わないほうのポートランドコースを設計したのは、オーガスタ・ナショナルGCを設計したアリスターマッケンジーなんですよ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
ロイヤルトルーンGCの名物ホールに、”ポステージスタンプ”と呼ばれる8番のパー3があります。123ヤードの打ち下ろしで、グリーン周りには多くの罠が潜み、深さがある5個のポッドバンカーがグリーンを包囲する難ホールです。この難しい"ポステージスタンプ"では、プロにとって数々の記録が生まれているんですよ(-_-;)

選手が警戒する狭くて深いバンカー
全英オープン史上の最多打数記録
1950年に開催された全英オープンでの出来事です。ドイツ人のアマチュアゴルファーが、ティショットをそのポッドバンカーに入れました。そこから脱出するまで11打かかり、結局12オン3パットの15 で歴代最多打数という不名誉な記録を作ったホールなんです(*_*)
反対に、1973年の全英オープンでは、ジーン・サラゼンが初日にホールインワン、翌日にチップインバーディーと2日間で3打という快挙を打ちたてました。

ジーン・サラゼン
8番はこんな感じです↓↓↓
Hole 8: Postage Stamp - Old Course, Royal Troon Golf Club (2004)
www.youtube.comハミルトン
みんな覚えてる?
82年大会 トム・ワトソン
ロイヤルトルーンGCで全英オープンが開催されるのは今回が9回目ですが、過去の優勝者には1962年のアーノルド・パーマー、1982年のトム・ワトソンなどがいます。このとき、アーノルド・パーマーは前年の全英オープンも制していて連覇、トム・ワトソンは翌年の全英を制して連覇を達成しています。
78年大会 アーノルド・パーマー
04年大会 トッド・ハミルトン
前回ロイヤルトルーンGCで開催された2004年大会を制したのは、トッド・ハミルトンでした。アイアンでのティショットやユーティリティを使っての徹底した転がしが功を奏しました。
日本人との相性は・・・
マッシ―は単独4位の大健闘!

82年大会 倉本昌弘プロ
このコースでの日本人最高位は、1982年大会での倉本昌弘プロの4位です。1997年大会は、丸山茂樹プロが10位タイに入っています。メジャー初制覇が期待される松山英樹プロには、ぜひこれらの記録を塗り替えてほしいですね。
ロイヤルトルーンGCについて、詳しくは月刊ゴルフダイジェスト8月号に掲載しています。
放送予定
今年も例年と同じくテレビ朝日系列で放送されます。
第1日目 7月14日(木)よる11時25分~
第2日目 7月15日(金)よる11時10分~
第3日目 7月16日(土)よる11時12分~
最終日 7月17日(日)よる9時56分~(一部地域を除く)
ゴルフネットワークでは、完全生中継で放送されます。詳しくは↓↓↓