スリクソンの『Z-STAR』シリーズのニューモデルがいよいよ発売された。すでにツアーでは2016年の春先から投入され、契約プロから称賛のコメントが続々届いている。松山英樹がこだわり抜いた澄んだ打音、ツアープロも認める抜群の飛距離。進化したその性能を紹介しよう。

「今度のZ-STAR XVには絶大な安心感があります」(松山)

画像: 松山のウェイストマネジメント・フェニックスオープン二連覇は記憶に新しい

松山のウェイストマネジメント・フェニックスオープン二連覇は記憶に新しい

新しい『Z-STAR』の登場は衝撃的だった。2016年2月のウェイストマネジメント・フェニックスオープンで、松山英樹は初めて新しい『Z-STAR XV』を使用し、優勝。さらに、2017年も同大会に勝利し、2連覇。米ツアー通算4勝目をニューボールで飾ったのだ。日本国内では昨年、7月のセガサミーカップから同じく『Z-STAR XV』の使用を始めた谷原秀人が、続く日本プロと2週連続優勝。

女子ツアーでは、イ・ボミが新しい『Z-STAR』に切り替えた8月のキャットレディースで優勝と、なんと3つのツアーで供給開始とともに、勝利を挙げたのだ。何がそんなに優れているのか。2011年の全米プロ優勝者、キーガン・ブラッドリーはこう語る。

「はっきりとした違いは、飛距離が出るようになったことと、打感がさらに向上したこと。スピン量の安定感があり、アイアンショットでの操作性は抜群で、風に強いショットが打てるのは心強いです。試打して、すぐに換えました」

画像: アイアンショットの操作性が抜群とブラドリー

アイアンショットの操作性が抜群とブラドリー

2010年の全米オープンを制したグレイム・マクダウエルも、

「私は飛ぶほうではないので飛距離は欲しい。新しいボールは風の中を突き抜けるように飛んでくれるし、横風に流される幅も少ない。アイルランド出身で、強風の中でプレーすることが多かったので、風に対する強さには敏感なんです」

画像: 横風を突き抜ける大きな飛び性能

横風を突き抜ける大きな飛び性能

どうやら、風に対する弾道安定性がツアープロのニーズをがっちり捉えたようだ。

新しい『Z-STAR XV』は、松山英樹の意見が開発に色濃く反映しているという。松山がこだわったのは〝音〟。

画像: 「今度のZ-STAR XVには絶大な安心感があります」(松山)

「飛距離も確かに伸びています。インパクトした時の“澄んだ音”が欲しかったのですが、今のボールを打った時には、まるでカリフォルニアの青空のように澄んだ音に感じましたね(笑)」(松山)

「とくにパッティングやショートゲームでその音の違いが感じられました。スピン量も理想的に変わったと実感しています。開発の方が僕のリクエストに応えて実現してくれたことに感謝していますし、その努力から生まれたボールに絶大な安心感があるのはもちろんです。それが最近の優勝に確実につながっています」(松山)

世界で一番飛ぶツアーボールを目指して

新しい『Z スター』シリーズが2モデルとも、より風に強く、さらに飛ぶようになりながら、アプローチでのスピン性能まで高められた理由とは? 開発スタッフに聞いてみた。

新しい『Z-STAR』シリーズの開発目標は、世界で一番飛ぶツアーボールにすること。開発を担当した神野一也氏は、そのためにコアとディンプルの見直しを徹底したという。

「飛距離アップには低スピン化と高打ち出しの条件を整えることが大切です。ソフトに潰れて、優れた復元力で反発性能の高いコアにすることで実現できます」(神野氏)

画像: 新しい「Z-STAR」を生み出した神野一也氏

新しい「Z-STAR」を生み出した神野一也氏

コアに関しては、3ピース構造の『Z-STAR』では素材の配合を一から見直すことで、コアをさらにソフト化。4ピース構造の『Z-STAR XV』ではソフトなインナーコアをサイズアップし、『Z-STAR』と同様に配合を見直すことで外剛内柔度を高めている。それによりさらなる低スピン、高打ち出しを実現し飛距離性能を向上させている。

「また、打ち出し初期の空気抵抗を減らしてボール初速をキープし、弾道の頂点から落ち際にかけては滞空時間を維持する揚力を大きくできるほど、キャリーが伸びます。それは、スピン量とマッチしたディンプルパターンがポイントになります」(神野氏)

画像: コア、カバー、ディンプル……すべてに改良が施されている

コア、カバー、ディンプル……すべてに改良が施されている

具体的には、ボール表面のディンプル占有率を高めることと、個々のディンプルの面積均一度を高めることだという。

「このスピン量の適正化と新ディンプルが、風に対しても優れた弾道安定性につながっていると思います」(神野氏)

もちろん、飛距離アップだけではない。ショートゲームでもプロの要望に応えるべく、進化している。

「アプローチでのスピン量を増やすには、ウレタンカバーをソフトにするだけでなく、その上の被膜であるコーティングも工夫しました。結果、芝が噛んだ条件でも摩擦係数がアップし、強いスピン性能を発揮できるようになりました」(神野氏)

そして、松山がこだわりにこだわったのが、パッティング時の「音」だ。

「とにかくパッティングで“ 澄んだ音”がほしいと言われました。そこから試行錯誤して、性能は最高に保ちつつ、打音だけ異なるものを数多く試作しました。変えるポイントは企業秘密ですが(笑)。『ゼクシオ』ドライバーで培った音響技術も取り入れて、松山プロが納得いくものを作り出せました」(神野氏)

松山のこだわりを結晶化したZ-STAR XV。そして、多くのプロたちからのフィードバックを凝縮したZ-STAR。ツアーボールの“新たなる基準”が生まれた。

松山英樹の理想を実現したボール「NEW SRIXON Z-STAR XV」

画像: 松山英樹の理想を実現したボール「NEW SRIXON Z-STAR XV」

高い打ち出し、少なく抑えられたドライバーでの余分なスピン、そしてさらに速められたボールスピード。すべてを最高次元で達成しさらなる飛距離を実現している。

□構造:ウレタンカバー4ピース □カバー:高耐久0.5mm 極薄スーパーソフトウレタンカバー□ミッド:高反発アイオノマーミッド □コア:高反発E.G.G.※ 大径2層コア □ディンプル:強弾道338 スピードディンプル □コーティング:Spin Skin コーティング□カラー:ホワイト、プレミアムホワイト、ロイヤルグリーン、プレミアムパッションイエロー、プレミアムパッションオレンジ □ボール番号:1、2、3、4、5、6、7、8 □価格:オープン

※ E.G.G はEnergetic Gradient Growth の略

すべてのショットで非常にソフトなフィーリングを「NEW SRIXON Z-STAR」

画像: すべてのショットで非常にソフトなフィーリングを「NEW SRIXON Z-STAR」

高い打ち出しとドライバーでの余分なスピンを少なく抑えることで、飛びの初期条件をレベルアップ。フィーリングはすべてのショットで非常にソフトに仕上がっている。

□構造:ウレタンカバー3ピース □カバー:高耐久0.5mm 極薄スーパーソフトウレタンカバー□ミッド:高反発アイオノマー極薄ミッド □コア:スーパーソフトE.G.G.※ 大径コア □ディンプル:強弾道338 スピードディンプル □コーティング:Spin Skin コーティング □カラー:ホワイト、プレミアムホワイト、ロイヤルグリーン、プレミアムパッションイエロー、プレミアムパッションオレンジ □ボール番号:1、2、3、4、5、6、7、8 □価格:オープン

※ E.G.G はEnergetic Gradient Growth の略

NEW スリクソン Z-STARシリーズ。ツアーボールの新基準といえる新たなギアが誕生した。

画像: 左がプレーナンバーが「黒」のZ-STAR。右がプレーナンバーが「赤」のZ-STAR XVだ golf.dunlop.co.jp

左がプレーナンバーが「黒」のZ-STAR。右がプレーナンバーが「赤」のZ-STAR XVだ

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