月刊ゴルフダイジェストの人気連載「地クラブ調査団」では、"地クラブ"と呼ばれる大手メーカーとは一味違ったインディーズ系ブランドのクラブをご紹介している。第11回となる今回は、Jビーム「GALPHA」にフォーカス。ギアの解説に定評がある、伊丹大介プロが試打をしてくれたぞ!

ドロー、フェードのイメージが出しやすい

創業は1980年代初め、地クラブメーカーとしては老舗で、看板ブランドの「JBEAM」はドラコン大会でも愛用者が少なくない。言うまでもなくニューモデルの「JBEAM GALPHA」も“飛び”が最大の狙いだ。

「ヘッドは小ぶりでシンプル。座り感もいいですね。特にドローでもフェードでもイメージしやすいのが素晴らしい」(伊丹)

球筋イメージを出しやすい顔

具体的に言うなら、ヘッド後方のふくらみの頂点で合わせるとドローボール、フェースで合わせるとフェードボールと、打ち分けるイメージが自然に生まれ、結果もその通りになるというのだ。

「しかも打感がちょっと独特で、金属音ではなく、カーボンヘッドのような音で、やわらかいし食いつき感もある。必ずしも上がりやすくはないけれど、強烈な中弾道で飛び出していきますね。球も重いし、飛距離も出ている」

画像: ややディープフェース

ややディープフェース

開発者は『フェース面にレーザー加工を施すことでロースピン化を実現したことが飛びの大きな要因』としているが、プロの実感としてはこうだ。

「極端なロースピンというほどではなく、ちょうどいいレベル。でも、アッパー軌道に入れて出球を高くすると、ロースピンの効果もあってさらに飛ぶ。ヘッド速度でいえば42m/sはほしいドライバーだと思います」

低スピンで飛距離重視

操作性の高いヘッド性能だ

「試打したシャフトはJBEAMオリジナルの『ZY-SPEED』。クセがなくて振りやすく、つかまりもいい。曲がらないシャフトに飛ぶヘッドだから、当然、飛距離も方向性もいい。コンビネーションは抜群ですね」

画像: 操作性の高いヘッド性能だ

価格:12万7440円(税込)、ロフト:9.5、10.0、10.5、11.0度、ヘッド体積:445cc、シャフト:JBeam ZY-Speed Blue(R、SR、S、SX、X)

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