2014年4月、KKTバンテリンレディスオープンで女子ツアー史上最年少となる15歳293日でアマチュア優勝を果たし、日本中のゴルファーに衝撃を与えた勝みなみが2017年7月28日のプロテストで晴れてプロの仲間入りを果たした。JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の規定によれば、アマチュア優勝を果たして4週間以内にプロ宣言をすれば、試験免除で1年間ツアーメンバーの登録ができる。「あえてプロテスト」を受けた勝の心境を聞いた。

プロとしての目標は「世界一みんなから愛されるプロになる」

こんにちは! バンキシャM子です('◇')ゞ 2014年に史上最年少でJLPGAツアーのアマチュア優勝を果たしながらもプロ宣言はせず、あくまでもアマチュアとしてJLPGAツアーに出場。今春鹿児島高校を卒業したあとも、プロ顔負けの成績を残し続けていた勝みなみ選手が遂にプロの仲間入りを果たしましたね。

4日間行われた最終プロテストでは5アンダー9位タイでの通過となりました。トップ通過とはなりませんでしたが、何度もプロテストを受けてようやく受かる選手もいる中で一発合格。プロになってからの活躍にも期待が膨らみます。そんな勝選手に、プロテスト終了後お話しを聞いてきました。

画像: プロテストに合格した選手が撮る恒例のプロフィール写真

プロテストに合格した選手が撮る恒例のプロフィール写真

M子:勝選手、プロテスト合格おめでとうございます! ようやくプロの仲間入りとなりましたが、目標はなんでしょうか?

勝:ありがとうございます。プロとしての目標は「世界一みんなから愛されるプロ」になることです。私の目標は宮里藍さんなのですが、宮里藍さんが引退宣言をされたときには「次は私が」と思いました。

M子:宮里プロのどのような部分が目標なのでしょうか?

勝:宮里藍さんが出場されたサントリーレディスのときの藍さんの特別バージョンのCMを観ました。「サントリーはこれからも、藍ちゃんを応援し続けます」って。宮里藍さんはゴルフだけじゃなくて、人間性も評価されています。そんなたくさんの人に愛されるような選手になりたいです。とはいえ、藍さんとは違う愛され方をされたいです。

画像: プレッシャーの中、見事9位で“一発合格”

プレッシャーの中、見事9位で“一発合格”

ツアー優勝でのプロ入りより、価値のある4日間だった

M子:なるほど。勝選手はアマチュア時代にツアーで優勝されているのにプロ宣言をせずにプロテストを受けましたね。今の心境は?

勝:緊張感が違いました。この緊張感の中4日間戦い抜けたことで精神的にも成長できたと思います。ツアー優勝でのプロ入りよりも、私としては価値のある4日間になったと思います。

画像: さすがに疲れた表情で最終日の18番をホールアウト

さすがに疲れた表情で最終日の18番をホールアウト

M子:今後の課題はありますか?

勝:凡ミスの多いショートゲームが課題です。精神面ももっと鍛えたいと思っています。

とのことでした。そんな勝選手、プロ初試合のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでは17位タイとまずまずの滑り出し。世界一愛されるプロを目指す、これからの勝選手にも注目です!

写真/小林司

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