機能性インナーウェアは今や、ゴルフに限らずスポーツの分野で広く愛用され、しかもますます進化中だ。こうしたなか「インナーが飛びを変える!」と謳ったゴルフ専用のインナーが出現した。アルペンが開発した「TIGORA EXCEED(ティゴラ エクシード)」は「飛びを追求したコンプレッションインナー」で、これを着れば飛距離アップが期待できるという。果たしてそれは本当なのか、堀口宣篤プロにその実力を検証してもらったら……すごい結果が出た!

大学教授が監修。アルペンの機能性インナーはアマチュアの救世主となるか!?

アルペンのゴルフ用インナーでは「TOP BODY」がよく知られている。それは、基本的には体幹や下半身の安定をサポートするというもので、「結果として飛距離が伸びる可能性がある」といったものだった。これをさらに進化させ、飛距離アップに照準を絞ったというのが、帝京科学大学スポーツ整形外科の渡會公治教授(元東京大学大学院准教授)が監修した「ティゴラ エクシード」だ。

ティゴラエクシードはトップス、ハーフタイツ、カーフ(ふくらはぎ)タイツの3つのアイテムで構成されていて、着るだけで体を上手に使うヒントに気づかせてくれるという。

「言わば、気づきをうながすインナー。自然と“スキャプラプレーン(機能的ポジション)”へと導いてくれる。自分では意識しなくてもパワーを最も伝えやすいフォームになるので、結果として飛距離アップにもつながるというわけです」と、アルペンの担当者は胸を張る。

画像: トップス(左)、ハーフタイツ(右上)、カーフタイツ(右下)の3つの相乗効果で飛距離をアップしてくれる

トップス(左)、ハーフタイツ(右上)、カーフタイツ(右下)の3つの相乗効果で飛距離をアップしてくれる

とはいえ、実際にその通りになるかどうかはスウィングしてみなければわからないし、堀口プロも「インナーウェア一枚でそんなことあるの?」と半信半疑だった。使用前、使用後を比較するため、まずは普段のウェアでドライバーを打ってもらった。ヘッドスピードは数発の平均で44.1m/s、トータルディスタンスは平均279.5ヤードだった。

次に、ティゴラエクシードを身に着けて登場。「着る前は、何となく締め付けられるようで窮屈感があるのかな、と思っていたけど、着てみると違和感は全然ないですね」と何度か素振りをした後、打ち始めた。

「何だか不思議な感じだね。テークバックでは右股関節に、フォローでは左股関節に体がしっかり乗って、体が勝手にねじられる感じ。だからか、スピード感がすごい! テークバックでは左脇のあたりが引っ張られるような感じがあるけど、それがダウンスウィングでは加速を増してくれるというか、自分の力だけではない速さが実感できる。『振る』というよりも『振られている』というか」

画像: 自分の力を最大限引き出せるようにサポートしてくれる

自分の力を最大限引き出せるようにサポートしてくれる

ティゴラエクシードは構造的には無地の部分の他、ハニカム状にプリントを施した部分、シリコンテープを貼った部分の3つで構成されている。それぞれ引っ張り強度が異なっていて、スウィング中に大きく動かしたいところ、ほどよく動かしたいところ、そして絶対に動かしたくないところに合わせて引っ張り強度を最適に維持できるように配置されている。

とくに重要なのがシリコンテープ部分がつくる「パワーライン」で、トップスの背骨から肩にかけてのラインは肩甲骨の可動域を広げてくれるため、スウィングアークが大きくなるし、背骨から前面へのラインはハーフタイツとも連動し、大腰筋をサポートする役割を果たし、これによって股関節が動かしやすくなる。

こうした結果、体を回しやすくなるためヘッドスピードも速くなり、飛距離アップが期待できるというわけだ。

このことは、先にあげたように、「自分の力だけではないような気がする」という堀口プロのインプレッションによくあらわれている。事実、注目のティゴラエクシード着用後のデータを見てみると、ヘッドスピードは平均で46.2m/sで約2メートルアップ、トータルディスタンスは287ヤードで8ヤード近く伸びるなど、着用前とは大きく変わっていた。プロも「実際に打っているときも、このくらいの差は実感としてある」という。

堀口プロの試打の模様は、動画にもまとめられているので、そちらもぜひチェックしてもらいたい。

画像: 機能性インナー「TIGORA EXCEED」を体験! youtu.be

機能性インナー「TIGORA EXCEED」を体験!

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さて、ちょっと面白いのが「カーフタイツ」だ。この、ふくらはぎの形に沿った3Dパターンデザインのタイツが意外な効果をもたらしてくれると堀口プロは言う。

「ホールド感がいいね。ふくらはぎは踏み込むときと蹴るときと両方使うけれど、しっかりホールドしてくれるので安定感がある。疲労軽減という意味でも期待できそうですね。ラウンド後半になるとふくらはぎがパンパンになるけれど、あの疲労から解放してくれて最後までパフォーマンスを維持できるというのは大きい。スコアにも好影響が出そうだね」

画像: ゴルフは歩く距離も長いスポーツ。ラウンド後半でもファーストショットと同じような感覚が維持できる

ゴルフは歩く距離も長いスポーツ。ラウンド後半でもファーストショットと同じような感覚が維持できる

堀口プロはまた、ティゴラエクシードは練習用としてもおすすめしたいという。

「アドレス時の前傾姿勢がよくなるし、体の各部を最適なポジションに導くようにサポートしてくれるので、これを着て練習すれば自然と理にかなったスウィングが身につきそう。体を回すというのはどういうことかとか、スウィングのイメージがわかりやすいので、素振りを繰り返すだけでも違うような気がしますね」

まさに“気づき”をもたらすインナーウェアということか。

「スウィングをサポートしてくれるという意味では、パワーが衰え、股関節も動きにくくなっているシニアゴルファーなどにもよさそう」

ちなみにこの「ティゴラ エクシード」は、3アイテム合わせても1万円ちょっととリーズナブルな価格も大きな魅力。具体的にはそれぞれ税込みでトップスが4999円。ハーフタイツが3999円。カーフタイツが1999円(それぞれサイズ展開はS、M、L、LL)だ。

「飛びのパフォーマンスから言ってもコストパフォーマンスから言っても、7~8万円も出してドライバーを買い替えるよりもいいかも」という堀口プロからの大胆な評価があったことも付け加えておこう。

※当記事は個人の感想であり、すべてのゴルファーに対して性能・効果を保証するものではありません。

写真/田中宏幸

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