月刊ゴルフダイジェスト4月号
美食ゴルファー養成講座でご紹介した『大船軒・鯵の押寿し』

画像1: 月刊ゴルフダイジェスト4月号 美食ゴルファー養成講座でご紹介した『大船軒・鯵の押寿し』

ちょっときつめの酸味に、薄皮残しのプチプチとした食感。特に東海道線・横浜から下り方面の駅を使っていた方は思い入れがあると思います(私は戸塚駅ユーザーでした)

画像2: 月刊ゴルフダイジェスト4月号 美食ゴルファー養成講座でご紹介した『大船軒・鯵の押寿し』

当時、江の島近辺で鯵が湧くように獲れていたそうで、その鯵を何とか利用したいという創業者・富岡周蔵氏のアイデアから生まれたコチラ。富岡氏はなかなかのアイデアマンだったようで、小誌中でも紹介した日本最初の駅弁サンドウィッチの販売や、当時、珍しかった国内でのハム製造など、さまざまなヒットを生み出したそうです。

画像3: 月刊ゴルフダイジェスト4月号 美食ゴルファー養成講座でご紹介した『大船軒・鯵の押寿し』

本文中でも書かせていただきましたが、現在は安定した漁獲量の九州産を使っているとのこと。長崎県は全国でアジの漁獲量の30%以上を水揚げています。ちなみに押寿しで使われているのは『マアジ』。アジの中で最も多い種類ですね。マアジを分類すると、回遊性の高い『クロアジ』と、定着性の高い『キアジ』に分かれます。

余談ですが、富山などで珍重される『ノドグロ』は、深海に棲む巨大化したマアジ。さらに続くお魚トリビアですが、面白いのはアジとサバはどうやら同じ水域に同居することができないらしいんです。たとえばアジが大量に獲れる時は、サバが獲れない。したがって、流通が発達していなかった時代は、時としてアジが高級魚になったり、逆にアジは二束三文で買いたたかれ、サバが高級魚として珍重されたりしていたそうです。

その中で、長崎県の漁獲高は安定しているので、常に安定した味のアジ(すみません…)を提供したいという大船軒の姿勢が伺えます。もともと相模湾のアジはおいしいと言う評判だったのですが、海流の影響でしょうか、理由は不明ですが、ここ数年、アジの漁獲高がどんどん上がっているようで、地元民としてはうれしい限りです。

どうでもいい豆知識を垂れ流してしまい、すみませんでした。話を戻すと、あの押寿しの出来たてが、本社社屋内のカフェでいただけるんです。

画像4: 月刊ゴルフダイジェスト4月号 美食ゴルファー養成講座でご紹介した『大船軒・鯵の押寿し』

じゃーん!ギュッと押された駅弁の押寿しに対しこちらはモッチリ&ふんわり。

鎌倉観光の際に、ぜひ寄っていただきたいところです!今回の取材で鎌倉市に居を構えていたあの有名美食家が、こよなく愛したかどうかは「文献が残っていないので、なんとも……」ということだったが大船軒の「鯵の押寿し」を一度も食していないとは考えにくい。

この謎については、引き続き調査いたします!

画像5: 月刊ゴルフダイジェスト4月号 美食ゴルファー養成講座でご紹介した『大船軒・鯵の押寿し』

茶のみ処 大船軒
神奈川県鎌倉市岡本2-3-3 大船軒本社ビル
0467-44-2005

ちなみに本社の社屋裏にあるコレ。なんだと思いますか?

画像: ちなみに本社の社屋裏にあるコレ。なんだと思いますか?

コンクリで埋められたトンネル跡なのですが、これは元々、自然の冷蔵庫だそうです。アイデアマンとして、さまざまな新製品をヒットさせた創業者・富岡周蔵氏が、大きな冷蔵庫がなかった時代、山をくり抜いて自然の冷蔵庫とし、ハムを保存していたそうです。

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