宮里優作のクラブ選びのこだわり、今回はドライバー編をお届けします。全米オープンではピンの「Gドライバー」を使っていました。そちらに関してはまた後日詳しく紹介しますね。

BSはフェード打ちに合う
いいヘッドを作ってくれる

画像1: BSはフェード打ちに合う いいヘッドを作ってくれる

ではドライバーの話をしましょう。ドライバーも夏ごろから1本に絞りましたね。

そう、JGRです。JGRはハマりましたね。昨年のあそこの試合で……、どこの試合でしたっけ?

確か、フジサンケイくらいから使ってますね。あのときもドライバーをいろいろ試したんですか?

画像2: BSはフェード打ちに合う いいヘッドを作ってくれる

試していますね。キャロウェイ、ホンマ、あとテーラーも試したかな。僕はフェード打ちなんでなかなか合わせるのが難しくて、ヘッドとシャフトのマッチングもいろいろあってですね‥。

フェード打ちだと、どの点が難しいんですか?

BS以外のヘッドは難しかったですね(笑)。あれ、なんか合わないな。どうしても右に出ちゃうというか……。

そうなんですか?滑る感じ?

んー、なんか振り遅れるんですよ。シャフトが長く感じるし、けっこうシャフトも動く感じがするんですよね。その辺が、BSのドライバーにはないというか。やはり自分に合ってるのかなと。

ブリヂストンのドライバーはフェードヒッターにはぴったりハマる?

まあそれなりに、いじってもらってはいるんですけど、フェード用にした時に、何となく他のメーカーは自分には合わなかったんです。

画像3: BSはフェード打ちに合う いいヘッドを作ってくれる

そうなんですね。やはり球筋に合うヘッドが必ずあると。

自分はアイアンの流れでドライバー打つんでね。今は各メーカー、ドライバーだけアイアンとは別個のものみたいな感じなんですよ。そのために打ち方変えないといけないっていう状況なんですね。だからアイアンと同じように打てて合うクラブがなかなかなかったっていうことですよね。

なるほど、ではいろいろなメーカーのクラブを打ってそこに気づいたということですか?BSのドライバーだけ打っていたらわからなかった?

確かにそうですね。どうしてももっといいヘッドがあるんじゃないかなと思っちゃったりしますからね。

BSの担当の方になんか言われました?契約が無くなっても、結局BSのドライバーを使うってなった時に。

いや、何も言われなかったですよ(笑) ぜひ使ってくださいってね。

画像4: BSはフェード打ちに合う いいヘッドを作ってくれる

アイアンとの流れが違うドライバーが増えているということですか?

たぶんそうなってるはずなんですよ。アイアンはダウンブローでいいとしても、ドライバーも僕はその感覚で打つんで、そこでコントロールできないドライバーが多かったと。

そこだけスウィングを変えられないっていう?

変えられなかったです、僕は。

変えているプロもいると。

みんな器用だからね。そこはスウィングを変えてドライバー打ってるんですよね。

画像5: BSはフェード打ちに合う いいヘッドを作ってくれる

ドローヒッターならそこがやりやすいんですか?

やっぱりインからヘッドを入れられるんでね。今のドライバーは逆に簡単に感じているでしょうね。今はけっこうそういう現象が起きているんですよね。そこをクラブ開発の時に考えた方がいいって僕はBSさんにずっと言っていたんですね。アイアンに合わせて流れがあるクラブ作ったほうがいいですよって。

なるほど。JGRはアマチュアにも人気あるんですけど、どういったところがいいですか?

球が強いし、ミスヒットした時でもすごい許容の幅があるっていうか、曲がりすぎないんです。あと高低差の打ちわけが結構利くっていうのもあります。

操作性もいいんですね。

低めの球を打ったときに引っかかるクラブって結構多いんですよ、今どきのドライバーは。JGRにはそれがないんで、すごく気に入っています。

自分でいろいろ細工するときに、意図する球が出てくれるということですね。

それが一番安心ですよね。1回でも意図しない球が出ちゃうと、もう使えないというか、怖いんですよね。

と、このように全幅の信頼を置いていたJGRでしたが、この取材のあと宮里優作は全米オープンからピンのドライバーにスイッチしていました。その写真がこちら。

画像6: BSはフェード打ちに合う いいヘッドを作ってくれる

JGRよりさらにイイのかなf^_^;)また詳しい情報が入りましたらお届けしますね。

写真/有原裕晶、姉﨑正

宮里優作がクラブ契約をしなかった本当の理由Vol.1はこちらから↓

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