「ラウンド前夜なのになかなか寝付けない」なんて困った経験は誰にでもあるのでは? 実は、そんな眠りの悩みも「食べ方」をちょっと工夫するだけで症状の改善はもちろん体質も変えられる。話題の本『カラダの悩みは食べ方で99%解決する』の中から、今回は「質の良い睡眠がとれる」食べ方を紹介しよう。

クスリに頼らないで、食事の内容や時間を見直そう

健康のためには、睡眠はとても大切だ。「寝る子は育つ」という言葉があるように、寝ている間に人間のカラダは回復したり成長したりする。

これには、成長ホルモンが大きく関与していて、何時間寝るかというよりも、成長ホルモンがしっかりカラダから出るかどうかでコンディションが変わる。寝てもなかなか疲労がとれない場合、睡眠の深さとともに成長ホルモンが強く影響しているのだ。

画像: 質の高い眠りと気持ち良い目覚めは好スコアにもつながる

質の高い眠りと気持ち良い目覚めは好スコアにもつながる

とはいっても、寝たいのに眠れないこともあるだろう。実際、スポーツの現場でも、1チームに数名は眠りが浅く、睡眠導入剤を使っている選手がいることがある。眠れないことがストレスになることだってある。でも、そういう場合もクスリを使わずに、食事の内容や時間を見直そう。

風呂上がりにビールじゃなくて「バナナミルク」

まず必要なのが、成長ホルモンの分泌に重要な役割を果たすアミノ酸のトリプトファンだ。トリプトファンは、不足するとやる気が落ちたり不眠の原因などになる神経伝達物質「セロトニン」の原料になる。それがさらに睡眠ホルモンのメラトニンになり、脳内に分泌され眠くなる。逆に分泌されないと眠くならない。だから、メラトニンをとればいいのだが、それが難しいので、原料となるトリプトファンを食事からとろう、というわけだ。

画像: バナナと牛乳を混ぜたバナナミルクがおすすめ

バナナと牛乳を混ぜたバナナミルクがおすすめ

トリプトファンは、バナナや牛乳などの乳製品、肉や納豆などに含まれる。夜、お風呂上りにコップ一杯の牛乳を飲むことは、成長ホルモンの分泌を良くし、カラダを作るタンパク質やカルシウムも含むので、疲労が回復し、子どもの場合は成長を促すことができる。

画像: グリシンは睡眠の質を高める効果があるという

グリシンは睡眠の質を高める効果があるという

また、眠りを促す市販のサプリメントには、グリシンというアミノ酸が含まれている。グリシンは魚介類や肉類に含まれていて、とくにエビやウニ、牛肉、アーモンドなどに多く含まれている。

寝る2時間前に摂るのがいい

とはいうものの、眠る前にバナナを食べれば体脂肪の増加になりかねないし、肉を食べてすぐ寝ると、胃もたれでよく眠れないだろう。カラダにとって良いと思ったものでも、いつとるかで効果がまったく変わる場合もあるので、その見極めは大切だ。

眠りたいのに眠れないとき、何をいつ食べたらいいのかを考慮すれば、寝る2時間前に豆乳か牛乳にすりゴマを入れたものを飲む、という選択肢ができる。

また、こういう理論を頭に入れて行動するだけで、「これを食べたから眠れる!」という安心感が生まれる。カラダに必要な要素がとれる食事を美味しく食べて、リラックスすれば、ぐっすり眠れて成長ホルモンが出ること間違いなしだ。

とりたい栄養素

1:トリプトファン(バナナ、豆乳、牛乳、ヨーグルト、チーズ、肉類、マグロ、納豆、アーモンド、そばなど)

2:グリシン(エビ、ウニ、ホタテ、豚肉、牛肉、枝豆、アーモンドなど)

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